自然素材で仕上げると室内の空気が変わる?!〜名張市のリフォーム現場より

このおうちでのリフォーム完了後のお客様第一声が、「室内の空気が変わった!深呼吸したくなるような気持ちのいい空気だ」というものだった。果たして室内の仕上げが変わったことで、空気まで変わるのだろうか。ここではその空気の正体について考えてみたい。 ちなみにこの現場で使ったのは、床・天井に杉材、壁は漆喰塗り。ボンド類はほとんど使わずに施工した。(断熱材として天井にはスタイロフォーム、壁の一部にはパーフェ... Read More

木と漆喰で生まれ変わった部屋〜自然素材でリフォーム

ここは、今年の8月〜9月に掛けてリフォームさせていただいたお宅。 主な工事は、古くなったカラーベストの屋根張替えと、2階の部屋のリフォームであった。まずは2階部屋のリフォームからご紹介しよう。 細かく仕切られた2階の部屋を風通り良くする お施主様のご要望は、2階の部屋の間仕切りを取り払い、広く使いたいということであった。細かく仕切られた部屋は子育て時は個室として役立つが、その後居住人数が減ると使... Read More

安くて早い仕事が出来ない3つの理由

ごめんなさい。安くて早い仕事は出来ません 皆様のお役に立ちたいと常日頃考えてはいるのだが、よくよく考えてみると、木神楽では安くて早い仕事は苦手だ。というか出来ないのだということに気が付いた。 1.安値競争には参加しない 大変申し訳ないが、木神楽は安値競争には参加しない。手作り・オンリーワン・そして誠実さを持って家作りに当たることが第一で、価格競争の家作りはしていない。材料も安ければいいという考え... Read More

ウッドデッキにハードウッドをお勧めしない理由と、杉の赤身材を使う理由

ハードウッドとは固くて耐水性の高い木材 まず、ハードウッドを知らない方に説明しておくと、ハードウッドとは、熱帯地域で取れる木材のことだ。ウリン材やイペ材などがよく知られている。ハードウッドはその名の通り大変硬くて、耐水性に優れている木材である。当然雨に当たるウッドデッキなどに使うには最適な素材だ。 では、どうしてお勧めしないのか。 ... Read More

世界にひとつだけの住まいを〜三重でオンリーワンの家作り

オンリーワンの家作りをしたい 私が大工を始めてから早30年。自分で親方になってから常に考えてきたこと、それはお客様それぞれに合った、オンリーワンの家作りをしたいということだ。そういう意味で、既製品の建材などはなるべく使わず、オリジナルなものを作る努力をしている。 ... Read More

床板?いえいえ外壁です〜月読の家新築現場より

杉赤身の本実板を貼る 月読の家の外壁は全面に、杉赤身の本実板を張っている。これらは、あらかじめお施主様に塗装していただいたものだ。ちなみに使われた塗料は、植物油ベースで作られているプラネットカラー。価格は決して安くはないが、顔料が濃く、一度の塗装で色濃く塗れるのが特徴だ。 ... Read More

外壁板は塗装すべきか否か

好きにすればいい 何だか答えになっていないが、塗ってもいいし、塗らなくてもいい。自然のままの風合いを楽しむなら無塗装、コストは掛かるが劣化を遅らせ、色を楽しみたいなら塗装すればよろしい。 ・ ... Read More

ポリカ波板屋根の耐久年数は、15~20年。

メーカーの耐久年数は10年 ポリカ波板とは、ポリカーボネートて作られたもので、カーポートなどの屋根などによく使われているアレだ。この素材は非常に丈夫で長持ちする。メーカーによる寿命は10年程とされているが、実際はどうなのだろうか。 工房の屋根を張り替える 木神楽の工房は、建ててからおおよそ20年経つ。ずいぶん前からあちこち雨漏りしていたので、今年は梅雨の合間を縫って修理した。 これらのポリカ屋根... Read More

土壁+断熱材の効果〜月読の家新築工事

最初に、このたびの九州地方豪雨災害におきまして、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。 ・ さて、現在施工している月読の家(木と土の家新築)の進行状況をお知らせしよう。 ・ ... Read More

いつも悩むこと〜塀の修繕工事その2

どうデザインするか いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。 さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。 ... Read More

傷みにくい塀を作るには?〜塀の修繕工事その1

雨が切れやすく、乾きやすく作る 塀は、基本雨ざらしであるので、木で作る場合は大変傷みやすい。それをどうやって長持ちさせるか、であるが、雨に濡れても乾きやすい構造を作ることがポイントである。ここでは、塀の修繕の実例を見ながら説明していこう。 ... Read More