松阪の土壁の家⑫  地盤の話

さて、この家の地盤作りの話だが、よく考えたら、このシリーズの一番最初に書いていた。 →  松阪の土壁の家 2016年10月2日 そこに書いてある通り、地盤は、土建屋さんに頼まず、土木のプロであるお施主さんと木神...

松阪の土壁の家⑩ 三和土とは

松阪の土壁の家は、施主さんのこだわりが半端ない。   そのひとつが、コンクリート、セメントに頼らない家作りを追求している、というところだ。 通常の家作りにおいては、コンクリートやセメントを使わないなんてことはあ...

松阪の土壁の家⑨ 漆塗りの床

いつまで経っても終わらない松阪の土壁の家のはなし   ここの現場はこだわりの固まり。自分もとことん考えて設計したし、職人もとことんやったと思う。 しかし、やり過ぎて、採算が取れているのかどうかは分からない。 そ...

松阪の土壁の家⑧ 外壁編

過去工事シリーズ、松阪編を久しぶりに書こう。     前回は、荒壁付けまで来たので、そこからの造作工事について書く。 さて、土壁が乾いてきたところで、造作が始まる。   まずは外壁周りからだ...

松阪の土壁の家⑦ 荒壁ワークショップの巻

次の工程は、いよいよ待ちに待った荒壁付け。 これは、去年の6月末くらい。ちょうど梅雨の中休みにうまく決行できた。 いちおう言っておくが、泥んこ遊びでは無い。しかし皆楽しそうだ。 家作りの重要な工程であるから、決して手を抜...

松阪の土壁の家 Part6 えつりを掻く

そして、えつり掻きが始まった。えつりとは竹小舞のことである。 古い日本家屋で、崩れた壁の中から露出していたりする、アレだ。 竹は、外に置いておくと、直ぐに虫に食われたりしてボロボロになるが、乾燥した土の中に入って外気と遮...

松阪の家 土壁下地について

《松阪の土壁の家 Part5》 これは2016年5月頃のお話。 いつまでも去年の話を書いてる訳にいかないのだが、書くことがたくさんありすぎて、中々進まない。 さてさて、建前が終わり、いよいよ土壁付けに入る松阪の家。ここで...

松阪の土壁の家、建て前をする

《松阪の土壁の家 Part4》 これはちょうど1年前の話。 さて、構造材の墨付け、刻みがどんどんと進んでいくが、実はそれと同時に、鳥羽の土壁の家の準備も始まっていた。刻みが終わらないうちに、鳥羽の家の材料が工房にどっと入...

松阪の土壁の家 つづき

随分と間が空いてしまったが、松阪の土壁と石場建ての家のつづきを書く。 前回は、ヨイトマケが済んだとこまでだったはず。 そしてこの様な、石を並べた基礎が出来上がった。どう見ても遺跡の様。これは、去年の4月頃の写真。 (因み...

よいとまけ

松阪の土壁の家 さて、ようやく地盤が出来上がり、いよいよ基礎を作ることになった。 もちろん基礎もコンクリートは使わない。昔ながらの方法で、地面を突き固め、石を据えていくのだ。 地面を突き固めるために、櫓を組み滑車を付け、...

松阪の土壁の家

現在、左官工事中のこの現場。 「石場建ての家を建てたい」 と言う、強い意志を持ったお客様との出会いから始まりました。 お客様は、土木のプロ。 伝統的な家づくりをしたい、という強い想いと、お客様ご自身の経験からコンクリート...