小さく住む家Web内覧会(4)番外編
この家はとても小さい。小さいながらも手を抜かず、普通にしっかりと断熱してあるので、冷暖房はよく効くはずだ。 何より、冬は南面の大きな開口部から日差しがバッチリ入るので、昼間は無暖房でいけるだろう。 夏は、とにかく風通し重...
この家はとても小さい。小さいながらも手を抜かず、普通にしっかりと断熱してあるので、冷暖房はよく効くはずだ。 何より、冬は南面の大きな開口部から日差しがバッチリ入るので、昼間は無暖房でいけるだろう。 夏は、とにかく風通し重...
内覧会続編、リビングから。 ウッドデッキに面したダイニング・リビングスペース。 ここは5畳大の広さ。天井が高くなった部分にはロフトが乗る。 いつも使う可動式の棚。 キッチンは、考...
では、内部の説明をしよう。 玄関を入ると、そこは、こぢんまりとした玄関ホール。 ちなみに、この家の内装は、杉板と漆喰。木製建具は全て古建具を再利用している。 通常土間になるところ...
まず外観から見ていこう。 南面に深く突き出た軒により、多少大きく見えるが、6.25坪の極小住宅だ。 屋根は、シルバーカラーのガルバリウム波板。安価で施工しやすく、さらに波の部分が通気層になって...
竣工から半年が経った小さく住む家。 庭の緑も綺麗に色づいてきたので、ようやく竣工写真を撮影する。 と言っても、もうすでに住まわれているお家。 お施主様にも、片付けなど色々無理をお...
美杉から現場に戻った我々は、早速壁を塗る準備に取り掛かる。 今回塗る壁は、こちら、スモールハウスの正面壁。 数日前に、下地モルタルを施工済みだ。 現場で待機していた弟子の桝屋、スノーボーダー坂...
晩秋のとある日、我々は、紅葉色付く山を見ながら車を走らせていた。 向かったのは、津市美杉町の山の中にある一軒家。 色付く紅葉が大変美しい。 そして、この見覚えのある丸い池と、遠くに佇むヤギ。 そう、ここは以前、木神楽で施...
カーブした外壁やら、張っても張ってもなかなか進まない板張りなど、大変な作業であったが、一歩づつでも進めばいつかは終わる。 夢にまで見たこの日を、我々は迎えた。 そう、外壁がようやく張り終わったのだ。 思えば、私の不用意な...
前回の下塗りから数日置いて、この日は仕上げの漆喰塗りを行う。 この日は、前回のメンバーから大工二人が抜けたが、見学のS設計士が増えて総勢7人で、漆喰塗りにトライ。 漆喰は、K山左官が前日に練っ...
外壁工事進行中の小さく住む家であるが、この日は左官屋さんを呼んで、内部の壁塗りを始める日だ。 下地は石膏ボード。漆喰塗りの行程はおおよそ2工程に分かれる。 1.下塗り 石膏プラスターという下...
さて、なかなか進まない外壁のシダーシェイクだが、それに加えてもう一つの難関があった。 それが、正面両袖のカーブを切った袖壁である。 これは単なる飾りではない。 屋根を支える重要な構造であり、夏の東・西日を遮る壁にもなる。...
さあ、ようやくお楽しみの外壁工事に取り掛かる時が来た。 以前お施主さんにも手伝っていただいて下準備をした、杉の赤身板を張るのだ。 短く切った板を、重ねて貼っていく。幅はランダムにし、長さも変える。 張り方に...
11月に入り、いつの間にか北風が吹く季節となった。 このスモールハウス、先日から内装ばかり進めていて、外部がまだ手付かずだ。 なぜなら、10月末にはお施主様の引っ越しが控えており、なんとかそれに間にあわせる必要があったの...
簾戸(すど)をご存知だろうか。 格式高い旧家などで見られる、夏用の建具のことだ。 字の通り、すだれを建具の障子の代わりに入れ、風通しを良くするものである。 昔の日本家屋では、夏になると簾戸に入れ替え、涼しげに過ごしていた...
内装工事は、どんどん進む。 断熱材を入れたら、杉板を貼る。狭い面積だが、板を張るのは結構手間暇のかかる仕事だ。 お施主様たっての希望の丸い窓も、綺麗に収まった。 ここは、間仕切り壁なのだが、急遽予定を変更し...