安くて早い仕事が出来ない3つの理由

ごめんなさい。安くて早い仕事は出来ません 皆様のお役に立ちたいと常日頃考えてはいるのだが、よくよく考えてみると、木神楽では安くて早い仕事は苦手だ。というか出来ないのだということに気が付いた。 1.安値競争には参加しない 大変申し訳ないが、木神楽は安値競争には参加しない。手作り・オンリーワン・そして誠実さを持って家作りに当たることが第一で、価格競争の家作りはしていない。材料も安ければいいという考え... Read More

床板?いえいえ外壁です〜月読の家新築現場より

杉赤身の本実板を貼る 月読の家の外壁は全面に、杉赤身の本実板を張っている。これらは、あらかじめお施主様に塗装していただいたものだ。ちなみに使われた塗料は、植物油ベースで作られているプラネットカラー。価格は決して安くはないが、顔料が濃く、一度の塗装で色濃く塗れるのが特徴だ。 ... Read More

外壁板は塗装すべきか否か

好きにすればいい 何だか答えになっていないが、塗ってもいいし、塗らなくてもいい。自然のままの風合いを楽しむなら無塗装、コストは掛かるが劣化を遅らせ、色を楽しみたいなら塗装すればよろしい。 ・ ... Read More

ポリカ波板屋根の耐久年数は、15~20年。

メーカーの耐久年数は10年 ポリカ波板とは、ポリカーボネートて作られたもので、カーポートなどの屋根などによく使われているアレだ。この素材は非常に丈夫で長持ちする。メーカーによる寿命は10年程とされているが、実際はどうなのだろうか。 工房の屋根を張り替える 木神楽の工房は、建ててからおおよそ20年経つ。ずいぶん前からあちこち雨漏りしていたので、今年は梅雨の合間を縫って修理した。 これらのポリカ屋根... Read More

土壁+断熱材の効果〜月読の家新築工事

最初に、このたびの九州地方豪雨災害におきまして、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。 ・ さて、現在施工している月読の家(木と土の家新築)の進行状況をお知らせしよう。 ・ ... Read More

いつも悩むこと〜塀の修繕工事その2

どうデザインするか いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。 さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。 ... Read More

傷みにくい塀を作るには?〜塀の修繕工事その1

雨が切れやすく、乾きやすく作る 塀は、基本雨ざらしであるので、木で作る場合は大変傷みやすい。それをどうやって長持ちさせるか、であるが、雨に濡れても乾きやすい構造を作ることがポイントである。ここでは、塀の修繕の実例を見ながら説明していこう。 ... Read More

建て前の楽しみ〜美杉の森の中の家

施主様は人気レストランのオーナー 建て前の日は特別で、お施主様にお昼を用意してもらうことが多い。そして何と言ってもここのお施主様は、人気レストランのオーナーシェフである。もう朝から、お昼ご飯が楽しみで仕方ない。 ... Read More

伊賀の石場建ての家Web内覧会〜土壁の魅力とは。なぜ今土壁なのか

土壁の魅力、それはズバリその存在感だ。土壁とは、当然ながら土で出来ている。つまり大地、Earthそのものである。クロスとかグラスウールとか、何ちゃらとか言う新建材とかは全く関係ない。大昔からある素材、この地球そのもの、それが土なのだ。そんな地球そのもので作られた家に住むとは、何て素敵な事ではないだろうか。 土壁は高断熱でも高気密でも無い。でも何百年と長持ちして、その存在感を増すのだ。そんな目でこの... Read More

伊賀石場建ての家〜手刻みの家づくり

手刻みとは、文字通り、手で木を刻む(加工)すること。今の世の中では、おそらく99パーセントの新築住宅はプレカットという工場加工で、大工自身が手で刻むことは少ない。またそれが出来る大工も今や少ない。 木神楽では、手刻みで家を建てることが多い。新築で半分くらいの棟数は手刻みだ。プレカットも手刻みもそれぞれ長所短所あり、どちらがいい、悪いとは言わない。ただ大工職人としては、圧倒的に手刻みの方が面白いしや... Read More

新型コロナについて〜山中教授のサイトより

さて、新型コロナについて信頼できるサイト。ips細胞でノーベル賞を受賞した京都大学山中伸弥教授による情報発信ページ。 内容はいい加減な情報ではなく、データを示した正しいと思われる内容を示して、今私たちが取るべき行動を示唆してくれている。ここでは自分が読んでわかった範囲で、内容をざっと抜粋する。 まずは、前提としてまだ分からないことが多い。あくまでも現時点で分かっている、そうであろうと思われると... Read More

伊賀石場建ての家 web内覧会その1

ずいぶん更新をサボってしまい、もうとっくに終わってしまったが、改めて伊賀の石場建て新築について、その後を書いてみたい。 前回の更新はこちら ちなみに設計は、奈良の一級建築士しげぞー氏である。しげぞー氏は、木の家ネットを介して知り合った、伝統構法においては見識の深い頼れる設計士だ。今回の家づくりにあたっては、しげぞー氏を中心に頼れる職人仲間でチームを組んで取り掛からせてもらった。素晴らしい環境の中... Read More