いつも悩むこと〜塀の修繕工事その2

どうデザインするか いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。 さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。 ... Read More

古民家を修理せよ②スノーボーダーな瓦職人

さて、急いで見に来て欲しい屋根の改修現場なのだが、急には来れないという瓦屋さん。 「実は今、北海道にいて・・」   ハイ? そう、実は彼は冬はスノーボード、夏はダイビング、その合間に屋根工事を行うという、何とも幸せな職人なのだ。その名も北村瓦店。 彼のいい写真が無かったので、古民家調査に同行してくれた時の写真を載せる。     ちなみに、この話は、今冬の話であり、彼... Read More

古民家を修理せよ 雨漏り編

とある日の昼下がり、知り合いの方からのお電話。 「うちの家の瓦が何かおかしいので、見に来てくれ」 場所は白山町。近くなので、早速クルマを走らす。 現場は山あいの集落で、建物は、築70〜80年かくらいのこの辺りではよく見掛ける古民家だ。 屋根を見ると、たしかに棟がおかしい。 上に上がってみると、大きく崩れている。 これは、雨漏りして下地が腐っている、結構ヤバい状態だ。 実は施主さんは、ここを別荘... Read More

四日市で古民家再生はじまる

最初にお話を頂いたのは、去年の夏頃。改装したい古民家があるので、相談に乗って欲しいとの依頼。   そこで、我ら古民家好きにより結成された“チーム古民家”が出動する事となった。 チーム古民家のメンバーは、リーダーのsigezo(設計)、K山(左官)、丹羽(大工)、そしてわたくしの計4人のメンバーからなる。今回は、大工の丹羽君が、アメリカへお堂を建てに長期出張中なので、その他の3人で向か... Read More

先日の古材レスキュー その後

この写真は、先日古材を貰ってきた家の解体される前の写真である。 実はこの家は、僕も所属する津ヘリテージマネージャーズが、約1年前に調査していたのだ。自分はその時はあいにく参加出来なかったのだが、その時の調査報告書を、先日の古材レスキューに同行してくれた島村氏が送ってくれたので、ここに記そうと思う。 以下報告書による。 伝承によると、この家は元藤堂藩の別荘として建築された。そして昭和9年頃に、現... Read More