まだまだ続く土壁塗り
注)これは2018年12月の話です
土壁塗りは、まだ終わったわけではない。前回は外部を塗っただけで、次は内部の壁を作る。
外の荒壁が乾いた時期を見計らって、内部のえつりに入る。
内部も外と同じように、竹を打って編んでいく。しかし竹という素材は何とも素晴らしい。自由自在にしなり、曲がってくれる。固くて強度もある。さらに毎年生えてくるので、無くなる心配は無い。竹という植物は資源が枯渇した遠い未来では(案外近い未来かもしれないが)、人類が使う主要な素材として、重宝されているに違いない。
そして出来上がったこの見事な竹小舞。
さあ、ここにまた荒壁を塗るのだ。
つゞく