〝リユース〟で作るスタジオ

写真師 松原豊氏の事務所を作るプロジェクト「畳de事務所」のスタジオ版、「畳deStudio」。

壁の畳の塗装も終わり、古建具も入りました。

ちなみに壁を白くするというのは、松原氏からの要望です。

撮影スタジオとして使うため、壁が白くないといけないのです。
正直、最初は白い畳なんて・・と思ったのですが、塗ってみると意外といい感じです。

ぱっと見、畳と気づかないかも。

真っ白な空間に古建具が映えて、ちょっとしたギャラリー風になりました。

ちなみに、空間の天井付近、東西2カ所には換気扇と取り付けてあり、熱気を排気します。

照明・収納棚等は、これから、松原氏の使い勝手に応じて取り付けます。

30畳以上あるスタジオスペース。

畳が敷き詰められていて、柔道場のようにも・・(笑)

古建具による開口部。

一番右側が、畳de事務所への入り口。

真ん中が階段ホールへとつながる入り口。

左側には、古雨戸で作った収納スペース。

階段ホール。

以前は手すりも何もなかったので、取り付け。

笠木も実は廃材利用。

奥に見えるスノコ状のものは、吹き抜け上部を施行するために取り付けた足場。

メインの材料は、捨てられる運命だった、古畳と、古建具。
畳は断熱材としては最適ですし、古建具もいい味を出してくれました。

大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。