• Mobile 090-3385-2706
  • wood@mokkagura.com

モバイルハウス

スモールハウス⑥ そして市場で公開

モバイルハウス、木のカフェの続き。
二日間のイベント期間中に完成しなかったので、持ち帰って工房で続きをやることにする。

ご覧のように、車輪を付けて、動かせるようになっている。
側面全てに板を貼ったので、かなり重い。

 

 

工房で、あと残りの板を張り、扉や開く屋根の部分とかを細工し、完成。
もちろん、軽トラに乗るサイズだ。

 

 

そして、次のむらのわ市場にて、いよいよお披露目。
もちろん、実際にお店として利用した。

その時の様子を、加納カメラマンによるダイジェスト写真でご紹介。

 

美杉むらのわ市場は、ご覧のように自然豊かな山の中で開催されている。
出店が許されているのは、オーガニックと手作りにこだわったお店のみである。

 

 

 

さて、このお店のオーナーを紹介しておこう。

むらのわ主催者でもあり、この店のオーナーでもあるピーさん。
何でピーなのかは、直接聞いてもらいたい。

彼女は、手作りのおにぎりやお味噌汁などを出店。
また、うちにいた大工の前田とコラボして、手作り、完全オーダーの下駄を提供している。

現在は屋号を木花と名前を変え、活動中だ。

 

このモバイルハウス木のカフェ号は、作例紹介のところに写真があるので、詳しくはそちらを見てもらいたい。

 

モバイルハウス 木のカフェ

 

 

 

 

 

 

スモールハウス⑤ 木のカフェを作ろう

久しぶりにモバイルハウスのお話。

 

モバイルハウス、雑誌に載る

前回の、黒くて軽くて風に乗ったモバイルハウスは、雑誌NAGIの目に留まり、表紙を飾ることとなる。
2015年夏号、特集はD I Yだ。

 

 

ちなみに、モバイルハウスの中に写っている白い円筒は、わたくしの望遠鏡。
大きな反射鏡が付いていて、暗い天体でも明るく観ることが出来る。
詳しく知りたい方は、わたくしに直接聞いていただくか、ドブソニアン望遠鏡で検索して欲しい。

 

 

木のモバイルハウス作りワークショップ

さてさて、次のモバイルハウスプロジェクトにいこう。
今度の施主様は、美杉むらのわ市場の主催者。
注)この話は、2015年春、もう2年の前のことである。

 

美杉むらのわ市場は、毎月第2日曜に、美杉町で開かれているオーガニックなマルシェである。
そこで自分は、カホンワークショップを出店しているのだが(現在は休止中)、その市場で、イベントとして参加者と共に、モバイルハウスを作ろうということになった。

ちなみにこれがその時の、体験募集blogだ。→ モバイルハウス作り体験!

 

 

今回も、大きさはほぼ同じ、軽トラに乗せて移動できるタイプだ。
そして前回の反省を踏まえ、屋根の形状を変えたり、裏側に出入り口を設ける。
この骨組みだけ出来上がった状態で、市場へ持って行き、そこで参加者と共に仕上げる。

 

 

骨組みに貼り付けるのは、ヒノキの板。これを一枚づつ重ねて貼っていく。
なかなか根気のいる作業である。

 

 

当日は、ヨットから伝統構法まで設計する一級建築士、sigezoも駆けつけてくれて、みんなで張るのだが、いかんせん、幅の狭い板なので、ちっとも進まない。
この時は、たしか2周年記念で二日間あったのだが、とても二日くらいでは終わりそうにない雰囲気だ。

 

 

 

 

さあ、どうする?!

つづく。

 

 

 

 

 

 

モバイルハウス、風に乗る

《スモールハウスpart4》

(注)この出来事は、2年前です。

そして出来上がったモバイルハウスを、さっそく現場に運び、使用することにした。現場はその時取り掛かっていた美杉町の『日本料理 朔』建築現場だ。和歌山から長期出張中のK山さんの荷物も一緒に運び込む。これで朝起きたらすぐ仕事できるし、仕事が終わればすぐに寝れる。木神楽がブラック企業で、寝る時間以外働けとか、そういう訳では決して無い。

休憩時間、軽くイメージ写真を撮影。冬の小春日和、暖かい日差しを受け、リラックスする施主さま。しかし、この後、とんでもないことが起こった。

にわかに雲行きが怪しくなり、日は陰り風が吹き始める。この山間部の冬の天気ではよくあること。そして勢いよく突風が吹いた次の瞬間。

 

忽然と消えたモバイルハウス。

正確には、風に吹き飛ばされたのだ。余りに一瞬の出来事であり、押さえるとかそんな暇は無かった。

 

ちょうどこの場所の裏側は、ちょっとした崖になっていて、その下までモバイルハウスは吹き飛ばされたのだ。ちなみに小山さんは無事だった。見るも無惨なモバイルハウス。扉はちぎれ、外れた屋根の上には荷物が散乱。

しばし呆然と眺める。本当に怪我とか無くて良かった。下の道路に誰かいたらそれこそ大変だ。そしてみんなでK山さんの荷物を拾い集め、元の位置に戻す。

よく見ると、骨組みが一部折れてはいるが、対して壊れてい無い。数メートルの高さから落ちてこの程度の損傷なら大したものだ。さっそく弟子の桝屋に補修させ、そして今度はしっかりと固定し、お施主さまに入っていただく。

突風のあと、降ってきた雪であっという間に一面銀世界となった。トタン一枚貼っただけのハコの中でK山さんは寝られるのか?!  それは大丈夫。彼は、冬の富士山頂でも寝られるモンベルの最高級ダウンのシュラフを持っているので、何も心配はいらない。

今回の出来事で、軽量化に成功し、なおかつ丈夫だということが実証された。そして、さらに同じ規格で第2号が作られることになる。

つづく

モバイルハウス登場する

《スモールハウスpart3》

(注)この話は、2年前の事。

さて、サルシカ隊の軽トラキャンパー事業が挫折してしまい、傷心の我らだったが、そこに新たなる課題が飛び込んで来た。
今度のは、軽トラの荷台に載せるキャンパー、というよりハコである。そして前回の反省を生かして、如何に軽く、そして手間を掛けずに作るか、に重点を置くことになる。

今度のオーナー、つまり発注者は木神楽の主要メンバーでもあるK山左官。

K山さんは、その土地の土、地に生えてる竹など、そこにある地のものを使い、壁を塗る左官職人だ。木神楽の木と土壁の家は、彼無くしてはあり得ない。

そして、彼は和歌山県からきているので、こちらに居るとき用の家が欲しいとのこと。

家=安くて小さいのでいい=持ち運びできるといい=軽トラに載せよう! ということで製作決定。


そして先ずは、綿密?な設計図面を作成した。彼が中でギリギリ寝て、立てる、そして軽トラの荷台に載る大きさ、さらに中の換気、コスト、使い易さ、それらを総合して、最高のパフォーマンスを発揮するカタチが浮かび上がった。

予算はあまり無いので、すぐに製作に取り掛かる。骨組みは前回のキャンパーと同じく45mm角の杉材。しかしここからが違った。とにかく軽くするために、余計なものは張らない。ここに直接、外装のガルバリウム鋼板を貼ることにした。

 

ガルバリウムの色は、単純にカッコイイからという理由で、黒を選ぶ。カッコイイことは大切なことだ。

 

そしてあっという間に完成!


一見ただの黒い大きなハコ。しかし…


前面の開口部が、開くと


この様に快適な空間が生まれる。

床は、有り合わせの杉板。前面の入り口は、はね上げれば庇代わりになる。屋根は、固定せず自由に取り外せるフタ。

天井が開くようになっているので、中で小さく火を焚くことも可能だ。

そしてこれをロケーションの良い所に運び、加納カメラマンに撮影してもらった。それがコレ。

モバイルハウスProduct1

さすがプロのカメラマン、素晴らしい写真が出来上がったきた。実物はもうちょっとしょぼいんだけど、まあいいか。そしてこの写真を見たNAGIの編集長から連絡があり、NAGI61号に掲載される。

 

そして、さっそく使用されるのだが、大変なハプニングが起こる。それは次回。