建て前が終わったらまずやること〜木と土の家建築中
貫を入れ、クサビで留める 貫とは柱を貫通させる部材のことだ。その貫を何段にも柱に通すことによって、建物の剛性を出す。ここがとても重要で、地震時にはそれらが柱にめり込むことによって、建物は倒れないのだ。
貫を入れ、クサビで留める 貫とは柱を貫通させる部材のことだ。その貫を何段にも柱に通すことによって、建物の剛性を出す。ここがとても重要で、地震時にはそれらが柱にめり込むことによって、建物は倒れないのだ。
そして、えつり掻きが始まった。えつりとは竹小舞のことである。 古い日本家屋で、崩れた壁の中から露出していたりする、アレだ。 竹は、外に置いておくと、直ぐに虫に食われたりしてボロボロになるが、乾燥した土の中に入って外気と遮...
《松阪の土壁の家 Part5》 これは2016年5月頃のお話。 いつまでも去年の話を書いてる訳にいかないのだが、書くことがたくさんありすぎて、中々進まない。 さてさて、建前が終わり、いよいよ土壁付けに入る松阪の家。ここで...