小さく住む家②  日差しを取り入れる

ここでもう少し、このスモールハウスの設計を説明する。

 

 

外観であるが、屋根は南面を高くした片流れ屋根だ。

南面に面した室内には、ロフトスペースもある。

南面を高くすることの意味は、冬の日差しをたくさん取り入れるためだ。

もっとも雨も降り込みやすくなるので、軒の出は深くして、高さもなるべく抑えた。

図面では分かりにくいが、南面のウッドデッキの両袖は壁アールにせり出しでいる。これはデザインだけでなく、夏の西日や東日の入り込みを防ぎ、また横からの雨の吹き込みを防ぐ、などの役割を期待してのことだ。

コストを考え、屋根はガルバリウムの波トタン、玄関ドアや室内引き戸は、リユース品を利用。

内外ともに、大工だけで完結するよう仕上げは杉板張り。

 

断熱に関しては、ここでは土壁でなく、繊維系のものを利用するが、何を使うかは今のところ塾考中である。

 

 

 

 

 

高橋一浩
  • 高橋一浩
  • 大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。
    《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。