〝刻み〟って?

「刻み」とは、家を建てる構造材を、大工が加工することを指します。

最近は工場加工がほとんどになってきたので、大工自ら加工することが少なくなってきました。

木神楽でも工場に加工を発注しますが、

自分たちの手で作りたいので、なるべく工房で出来ることはやります。

 

 

 

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ここでも古畳を利用

 

 

現在、工房で刻み加工中の「雨降りを楽しむ家」。

構造材の加工はほぼ終わり、現在は、最後の仕上げ、屋根材の加工をしています。

 

 

「雨降りを楽しむ家」では、再生・リユースを取り入れることにしていますが、

その第1弾として、畳de事務所でも使った古畳をここでも利用します。

使うのは、スタイロ畳。

中身はスタイロフォームと木の屑を固めたインシュレーションボード。

畳のヘリをカット、畳表は取り除き、真ん中の部分だけ使用。

どこをどう見ても、もう立派な普通の断熱材!

 

床と天井の断熱をこれで担います。

 

ちなみに壁は、土壁+パーフェクトバリア50㎜。

土壁の良さに、断熱性能をプラスです!

 

 

 

加工が終わった梁。

2階・ロフトの床梁。三重県産の天然乾燥の杉です。

 

 

 

屋根の構造材、母屋と桁

桁などの継手は追っかけ大栓継ぎ。手間は掛かりますが強度はあります。

 

 

 

 

屋根面に張る野地板兼、天井板。工房であらかじめ長さを切りそろえています。

 

下に積んであるのは90角の屋根垂木。

 

 

次は造作材の加工に入る予定です。

建て前の日取りもそろそろ決めなければなりません。

 

 

 

 

高橋一浩
  • 高橋一浩
  • 大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。
    《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。