職人ロボット開発のご報告

久し振りの投稿になりますが、皆様にご報告です。

エイプリルフールネタです

どこの業界でもそうですが、建築業界では人出不足、熟練工不足となっており、今後の技術の継承が危ぶまれております。木神楽では、その事態打開を図るべく、昨年からひそかに、マサチューセッツ工科大学のロボット工学科と、職人ロボットの共同研究・開発を行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

『大工のGENSAN』ロボットの完成

そしてその研究が実り、ついに職人AIロボット『大工のGENSAN』の開発に成功致しました!

『大工のGENSAN』は、このように職人がVRヘッドセットを付け、仕事をすることにより、その一挙一動を全て記憶・学習することが出来ます。

 

 

 

 

 

 

職人の仕事を覚えた『大工のGENSAN』は、どこに行ってもその技術を発揮し、人出不足の解消はもちろん、途絶えそうな職人の仕事を覚えさせることによって、技術の継承にも役立ちます。更には、人が行けないような危険なところ、そう、例えば原発の廃炉作業などにも役立つことでしょう。

 

このロボットは、建築仕事に特化していますが、それだけでなく、様々な分野で応用可能です。私達はこのロボットを、今後の世界の、より良き平和な未来のために役立てたいと考えているのです。

 

 

 

 

 

 

 本日4月1日からプロトタイプ始動

さて、『大工のGENSAN』プロトタイプが、今日から木神楽に赴任しました。まずは現場に慣れることが必要です。彼には早速現場掃除をやらせることにしました。まだ動きはぎこちないですが、きれいに掃除機を掛けてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、職人仕事だけではなく、設計や建築事務についても、すぐさま対応できるよう、プログラムされております。今も私の横で、事務仕事をてきぱきと進めてくれております。『大工のGENSAN』ロボットの活躍により、木神楽の仕事は更にはかどることでしょう。彼の助けを借りて、今後はお客様をお待たせすること無く、業務を進めてまいります。

 

 

 

 

 

 

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企業秘密ゆえ、ロボットについてのお問い合わせはお答えできませんが、お家のご相談ならいつでも承っております。お問い合わせは下記までよろしくお願いします。

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大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。