私たちがお客様に出来ることは?〜工務店を20年やっていて感じること

私たちがしている仕事は、家を建てる、家を直す、お店を作る、それらを設計すること。そしてそこには、その仕事を依頼してくれる施主様がみえる。

施主様と私たちの関係とはどういったものなのだろうか。どうあるべきなのだろうか。

家づくりを決断し実行するのは、お施主様である。しかし実際に施工するのは我々請負う側の工務店だ。そこには、施主様と我々の強い信頼関係がなければ成り立たない。お施主様にとってはいかに信頼できる工務店なり、住宅メーカーなりを見つけるか、が重要になってくる。

松阪の土壁の家 建て前の休憩時間。

そこで、私たち施工側は、いかに施主様の信頼を得ることができるのかを考えてみた。

私は、単なる注文者と請負者ではなくて、家づくりという大きなプロジェクトを共に成し遂げる仲間であり、同志だと思う。しかしそうあるためには、注文者と請負者の間に完全なる信頼関係が必要だ。まず我々は、お客様の信頼を得るところから始めなければならない。そのために施主様の立場になって、一生に一度の自分の家を作るつもりで、1軒1軒の家づくりに取り組むべきだ。そして常に誠実であるべきだ。

鳥羽の土壁の家 上棟式後、施主様と記念撮影

と、書いてみたものの実際は、どうあるべきか日々悩みつつ、家作りをしているところだ。

現在、造作中の土壁の家、棟上げの様子。
大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。