屋根裏部屋を作る利点と注意点〜過去施工例より

昨日に引き続いて、ロフト・屋根裏部屋について書こう

空間を有効利用出来る屋根裏部屋

通常は屋根裏になってしまうところだから、広くは取れないが、その狭さが隠れ家っぽくて、屋根裏部屋の魅力の一つだ。

さらに居室として屋根裏を利用するとコスト削減にもなるし、また外観も低く落ち着いたフォルムにデザインしやすいい。子供部屋や物置なら、屋根裏部屋で充分ではないだろうか。

私の自宅の屋根裏部屋。かなり広い。

屋根裏部屋を作る時の注意点

通常の屋根裏には、配線や配管、そして断熱材も入るので、それらのスペースをしっかりと確保できることが条件でもある。特に屋根断熱と開口部はしっかりとらないと、暑くて大変だ。さらに屋根裏は構造上必要な梁などが多く入る場合がなるので、広く部屋が取れるとは限らない。

さてここからは過去の施工例をご紹介

部屋に遊び心ある空間を作るロフト

ここは、古民家改装の時にロフトを増設。縦横に入っている小屋梁の間を縫うように2段の床を作った。→ 海が見える山の家リフォーム

これはタイニーハウス新築時に作ったロフトスペース。物置や、来客時の寝床に使える。→タイニーハウス小さく住む家

新築の2階、屋根の高いところをロフトに活用。→家具工房BROWN

新築で2階子供部屋にロフトを設置。換気効果も考え、ロフトに窓も付けた。→片流れの家

空間の有効利用、屋根裏部屋

ここは、新築で2階を半屋根裏部屋として作った。上にはさらにロフトもあり、空間を最大限利用した例だ。→雨降りを楽しむ家

ここの新築も2階を半屋根裏を利用して作った例。→鳥羽の木と土の家


このように魅力たっぷりのロフト・屋根裏部屋をあなたの部屋にも作ろう!→ご相談はこちら

大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。