地鎮祭とは

地鎮祭とは、家を建てる前に行う、儀式です。

 

地鎮祭の意味は、その土地の神様を鎮め、土地を利用させてもらう許しを得る、ということです。

つまり、人間はその土地を神様から借りているだけ、なんです。

 

神様を『自然』と置き換え、考えてみると・・

自分たちは、自然界の中で住まわさせてもらっていると

誰もが謙虚に考えれば、

この世界は争いごとも減り、無理な開発、自然破壊も減るのではないでしょうか?

 

 

所有しているのではなく、借りているだけ、という考え方が気に入ってます。

土地に限らず、家でもそうです。

大切に使い、次世代に汚さず綺麗なまま引き継ぎたい、

そして、引き継いでいけるような家作りをしたい、といつも思っています。

 

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先日は、増築の現場での地鎮祭でした。

工事の安全、無事に竣工すること、皆さんの繁栄をお祈りしました。

 

 

大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。