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タグアーカイブ 自然素材の家

小さなカフェの作り方 これで最後の左官工事


注)この現場は2019年2月に完了し
ています

これまで延々と左官工事の様子を綴ってきたが、それもようやく今回で終わりである。小さなカフェ最後にして最大の見せ場である外壁を仕上げるときがやってきたのだ。

左官の仕上がりには、無限の可能性が感じられる。左官仕事は、古代から世界の様々な地域で、建築の主要な仕上がりを担ってきた。

小さなカフェの作り方その7大直し

注)この話は2019年1月頃の事です

さて、前回内側に編んだ竹小舞に、今度は内側から荒壁を塗る作業。外を塗った時と同様に、竹小舞に荒壁土を塗り込んでいく。

小さなカフェの作り方その4

壁にえつりを編む

屋根が出来たら、次は壁だ。ここの壁は円いので、どう仕上げたらいいのかが課題であったが、それはK山左官が一瞬のうちに解決したことは、先般お伝えした通りだ。→ジュリー珈琲制作秘話

スモールな珈琲店を作れ(3)出来ることは自分でやる

 

さて、限られた建築費の中、いいものを作る為に、「私、何でもやります!」と言うクライアントのKさん。では彼女の奮闘ぶりをここで少し御紹介しよう。

 

其の一  塗装

 

何といっても一番やり易いのが塗装だ。当然ペンキ屋さんほど上手に塗ることはできないが、仕上がりや細かいことを気にしなければ、素人さんが塗っても問題ない。

ここでは、外壁の板材や、窓、デッキ材などの塗装は全部やってもらった。

 

これは入り口の扉の下塗り中

仕上がりは、オーナー自身で選んだスカイブルー。

この扉、実は木神楽在庫の中古である。

 

 

これらは、内部のキッチンカウンターとテーブル。ウレタン塗装だ。

 

其の二 漆喰塗り

 

内部の壁を、漆喰で仕上げる。

これは、素人さんだけでは難しいので、材料の段取りや塗り方の指導を、旅する左官、小山氏にお願いする。

でも結局ひとりでは濡れないので、小山氏と、ここの棟梁を務めた前田、そして私の3人が夜なべで漆喰塗りを手伝うことになる。

いや何もキュートな彼女が、潤んだ瞳で見つめてくるからではない。ひとりではとても終わりそうにないし、仕方がないから我々は手伝ったのだ。

 

其の三 カウンター作り

 

作ったのは、この手前のカウンター。中々の出来栄えだ。材料は木神楽提供。

これも結局、ひとりでは出来ないので、左官の小山氏が一緒になって作ってくれた。
小山氏は、ここではほとんど左官工事が無いのにも関わらず、全面的にこのお店作りに協力してくれたのだ。

別に暇だったからとか、施主さんがキュートだからとかそんな理由ではない。

 

 

つづく

スモールな珈琲店を作れ(1)4畳半の佇まい

注)この話は2015年秋のことである

 

 

さて、久々のスモールハウス、新シリーズ。

 

今度の依頼は、「小さなお店を作りたい!」というもの。待ってましたとばかりに設計にかかるが、スモールなのは、建物だけでなく予算も同じ。設計に長い時間を掛けるわけにはいかない。

更には、数週間後にはお店をオープンしたいって!?
ほぼ突貫工事だが、小さいから出来るだろう、ということでお引き受けする。

 

4畳半で作る

 

そのお店を建てる場所は、クライアントのお家の駐車場。車一台置くスペースがあれば、スモールハウスは建てるのには十分だ。

 

作るのは、予算他色々あって、4畳半の床面積。基礎は作らず、駐車場に積んであるブロックを利用して、高床式とする。これは見晴らしも良くなるし、湿気も寄せにくい、など我ながらグッドアイデアである。

 

ここでは書けないくらいのスモール予算なので、手持ちの古材をなるべく利用することにする。あと、すぐ隣に住まいがあるので、そこから電気や水道が引けるのも、コストダウンとしては大きい。

もちろん、クライアントにもしっかり労働してもらうのだ。

 

 

 

つづく

 

 

鳥羽の土壁の家WEB内覧会(4)自然の木は美しい

 

この家では、所々の造作に、自然のままの丸太を取り入れた。自然の造形は、そのままで美しい。

 

玄関の引き手に使った丸太。樹種は不明。

 

 

土間にある大きな戸の引手。これだけは、もりずむ水町氏によって表面が加工されている。樹種は榎。

 

 

玄関下駄箱の帽子掛。もりずむ製作。

 

階段手すりには、グイッと曲がった根曲がり杉を。

 

 

キッチンカウンターの支えに使った枝。樹種不明。

 

 

 

何といっても、メインの柱、カイヅカイブキ。
この家の墨付けをした前田が、丁寧に加工したものだ。おそらく紙一枚入る隙間もない。

 

 

丸太を加工するのは手間が掛かる。四角い材料は機械で加工出来るが、丸いとそうはいかない。
しかし、丸太が入ると、直線基調の家が、グッと柔らかく感じられる。
自然木なら、なおさら自然を感じられる家になるのだ。

 

つづく

 

鳥羽の土壁の家WEB内覧会⑵ 内部編

さて、鳥羽の家のご紹介の続き。

 

この家の見せ所は、、全てだ。

全てにおいて、その時考えうる限りの設計をし、そして自分が最も信頼する職人たちが仕事をし、さらに施主もとんでもない頑張りをを見せて、セルフビルドに挑んだ家である。

 

 

先ずは、何と言ってもここだけは外せない、土間からキッチン〜リビングの大空間。

 

 

土間からリビングへと上がる丸みをつけた段。冬はここに座って、薪ストーブで暖をとるのだ。

 

 

真ん中に立つのは、大黒柱でありこの家のシンボルでもある、カイヅカイブキの丸太柱。

 

キッチンは、木神楽ともりずむ、そして施主さんとの合同製作だ。いいデザインで使い易く出来た。

 

施主さんアイデア・製作のボルダリングの壁も、この家の楽しさを表している。施工には、もりずむ理事長達も借り出されたらしい。

 

内部の建具は、全て古建具を使用。長年ストックしてきた建具たちを、やっと使えて嬉しい限り。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

鳥羽の家 内覧会2日目

鳥羽の家内覧会2日目の様子。

 

 

この日は、朝から曇空で、涼しい風が吹いている。
昨夜は、会場でそのまま宴会へと突入したので、皆、寝不足&二日酔い気味だ。

 

昨夜、早めにダウンした自分ともりずむ理事長の顔や服に、落書きがしてあった事は、酔った席の事なので、不問としよう。
しかし、Gパンに尻の穴を描くのだけは止めていただきたい。下品な落書きはNGだ。

 

 

さて、ここで、内覧会のスタッフをざっと紹介する。

うちからは、自分と弟子の桝屋。先般、独立した前田も駆けつけてくれた。
NPOもりずむからは、理事長藤崎と水町。
そしてお施主さんだ。

さて、2日目のこの日も、皆、のんびりと過ごした。
来てくれたお客さんとも、たくさん話す事ができた。

 

昼休みもゆっくり取れ、昨夜の寝不足も解消できたことだろう。

 

この日は、屋根の上に上がれる秘密の出口をご開帳。

煙と何とかは高いところが好きと言うが、高いところは見晴らしが良くて気持ちが良い。
もちろん、ある程度は危険も伴うので、そこんとこは自己責任で上がって欲しい。

 

こうして、2日目も滞りなく終了した。
手伝ってくれた皆さん、会場を公開してくれたお施主さん、そして来てくれたお客さんに、この場を借りて改めてお礼を申し上げる。

 

さあ、次回は、完成したこの家を、プロフォトグラファー加納準氏の写真で振り返ってみよう。
ちなみに、加納氏、パッと見はごつくて怖そうだが、笑顔の優しいチャーミングな人である。

 

 

 

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