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タグアーカイブ 自然素材の家

スモールな珈琲店を作れ(3)出来ることは自分でやる

 

さて、限られた建築費の中、いいものを作る為に、「私、何でもやります!」と言うクライアントのKさん。では彼女の奮闘ぶりをここで少し御紹介しよう。

 

其の一  塗装

 

何といっても一番やり易いのが塗装だ。当然ペンキ屋さんほど上手に塗ることはできないが、仕上がりや細かいことを気にしなければ、素人さんが塗っても問題ない。

ここでは、外壁の板材や、窓、デッキ材などの塗装は全部やってもらった。

 

これは入り口の扉の下塗り中

仕上がりは、オーナー自身で選んだスカイブルー。

この扉、実は木神楽在庫の中古である。

 

 

これらは、内部のキッチンカウンターとテーブル。ウレタン塗装だ。

 

其の二 漆喰塗り

 

内部の壁を、漆喰で仕上げる。

これは、素人さんだけでは難しいので、材料の段取りや塗り方の指導を、旅する左官、小山氏にお願いする。

でも結局ひとりでは濡れないので、小山氏と、ここの棟梁を務めた前田、そして私の3人が夜なべで漆喰塗りを手伝うことになる。

いや何もキュートな彼女が、潤んだ瞳で見つめてくるからではない。ひとりではとても終わりそうにないし、仕方がないから我々は手伝ったのだ。

 

其の三 カウンター作り

 

作ったのは、この手前のカウンター。中々の出来栄えだ。材料は木神楽提供。

これも結局、ひとりでは出来ないので、左官の小山氏が一緒になって作ってくれた。
小山氏は、ここではほとんど左官工事が無いのにも関わらず、全面的にこのお店作りに協力してくれたのだ。

別に暇だったからとか、施主さんがキュートだからとかそんな理由ではない。

 

 

つづく

スモールな珈琲店を作れ(1)4畳半の佇まい

注)この話は2015年秋のことである

 

 

さて、久々のスモールハウス、新シリーズ。

 

今度の依頼は、「小さなお店を作りたい!」というもの。待ってましたとばかりに設計にかかるが、スモールなのは、建物だけでなく予算も同じ。設計に長い時間を掛けるわけにはいかない。

更には、数週間後にはお店をオープンしたいって!?
ほぼ突貫工事だが、小さいから出来るだろう、ということでお引き受けする。

 

4畳半で作る

 

そのお店を建てる場所は、クライアントのお家の駐車場。車一台置くスペースがあれば、スモールハウスは建てるのには十分だ。

 

作るのは、予算他色々あって、4畳半の床面積。基礎は作らず、駐車場に積んであるブロックを利用して、高床式とする。これは見晴らしも良くなるし、湿気も寄せにくい、など我ながらグッドアイデアである。

 

ここでは書けないくらいのスモール予算なので、手持ちの古材をなるべく利用することにする。あと、すぐ隣に住まいがあるので、そこから電気や水道が引けるのも、コストダウンとしては大きい。

もちろん、クライアントにもしっかり労働してもらうのだ。

 

 

 

つづく

 

 

鳥羽の土壁の家WEB内覧会(4)自然の木は美しい

 

この家では、所々の造作に、自然のままの丸太を取り入れた。自然の造形は、そのままで美しい。

 

玄関の引き手に使った丸太。樹種は不明。

 

 

土間にある大きな戸の引手。これだけは、もりずむ水町氏によって表面が加工されている。樹種は榎。

 

 

玄関下駄箱の帽子掛。もりずむ製作。

 

階段手すりには、グイッと曲がった根曲がり杉を。

 

 

キッチンカウンターの支えに使った枝。樹種不明。

 

 

 

何といっても、メインの柱、カイヅカイブキ。
この家の墨付けをした前田が、丁寧に加工したものだ。おそらく紙一枚入る隙間もない。

 

 

丸太を加工するのは手間が掛かる。四角い材料は機械で加工出来るが、丸いとそうはいかない。
しかし、丸太が入ると、直線基調の家が、グッと柔らかく感じられる。
自然木なら、なおさら自然を感じられる家になるのだ。

 

つづく

 

鳥羽の土壁の家WEB内覧会⑵ 内部編

さて、鳥羽の家のご紹介の続き。

 

この家の見せ所は、、全てだ。

全てにおいて、その時考えうる限りの設計をし、そして自分が最も信頼する職人たちが仕事をし、さらに施主もとんでもない頑張りをを見せて、セルフビルドに挑んだ家である。

 

 

先ずは、何と言ってもここだけは外せない、土間からキッチン〜リビングの大空間。

 

 

土間からリビングへと上がる丸みをつけた段。冬はここに座って、薪ストーブで暖をとるのだ。

 

 

真ん中に立つのは、大黒柱でありこの家のシンボルでもある、カイヅカイブキの丸太柱。

 

キッチンは、木神楽ともりずむ、そして施主さんとの合同製作だ。いいデザインで使い易く出来た。

 

施主さんアイデア・製作のボルダリングの壁も、この家の楽しさを表している。施工には、もりずむ理事長達も借り出されたらしい。

 

内部の建具は、全て古建具を使用。長年ストックしてきた建具たちを、やっと使えて嬉しい限り。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

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