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タグアーカイブ 町家再生

町家スタジオ侶居 始動する

四日市の町家再生現場改め、町家スタジオ侶居。

その町家スタジオ侶居から、新たなお知らせが届いた。

待ちに待った、スタジオ侶居のウェブサイトが公開されたというものだ。

 

www.studiorokyo.com

 

シンプルでセンス良くまとまった、そして大切にしていることが伝わってくるサイトだ。

さらに、来年2月には、オープニング企画が開かれるということである。

スタジオ侶居オープニング企画
2018.2.2〜25  田代裕基作品展

 

田代氏のことは、今回初めて知ったのだが、動物などを、迫力ある木彫りで表現するアーティストである。

これは是非とも見に行かねばなるまい。

 

 

町家スタジオ侶居 ビフォアフター②

 

 

中庭

 

複雑な増築によりごちゃごちゃしていた庇を解体、スッキリとまとめた。
なお作庭は、お施主様によるものである。

 

 

離れのワークルーム

 

以前は大工道具置き場として使われていたこの場所。
張られていた建材を剝がし、天井は露出に、床は杉フローリング、壁は和紙張りとした。

 

 

2階和室

 

ここもほとんど触ってない。畳の交換、襖の張り替えなど。襖の引き手は、お施主様が探して来たものに新しく取り換え。

 

屋根

 

中庭部分を囲うように作られた水回り部分の屋根は、新しく作り直し。
大屋根の瓦は、補修だけに留めた。

 

 

以上が大まかなところである。
その他の写真は、下の作例ページにまとめてある。
とてもアーティスティックで美しいそれらの写真を、是非ともご覧いただきたい。

町家スタジオ侶居 ビフォアフター①

随分とお待たせしたが、四日市の町家再生の竣工写真が仕上がって来たので、工事前の写真と合わせて、紹介する。
お施主様が、町家スタジオ「侶居」と素敵な名前をつけられたので、以後そう呼ぶことにしよう。

今回の写真は、お施主様でもある、グラフィックデザイナー日出真司氏の撮影である。

 

 

 

正面外壁

  

塀や、トタン雨戸は撤去し、格子窓、焼き杉で仕上げ。
新たに付けた格子や玄関引戸は、もちろん古建具だ。

 

 

 

1階ギャラリー

  

あまりに変わって面影もない。
過去のリフォームで張られた内装材や間仕切りを解体、当初の土間と土壁に戻した。
天井も撤去し、2階の床をそのまま見せている。

 

 

 

1階ダイニング

  

ここは、床を杉フローリングに変更、耐力壁の増設など。ほとんど変更はない。

 

 

 

キッチン

  

ここは、一番手を入れた場所である。ほとんど骨組みまでばらし、それらを利用しつつ新たに屋根・壁を作った。
木製キッチンは、お施主様デザインを木神楽で製作した。

 

 

 

バスルーム

  

ここもキッチンと同じく、最も苦労した場所だ。
前のコンクリート壁を利用しつつ、新たにタイルの壁を作る作業は、予想以上に難航した。

 

 

 

つづく

四日市の町家再生⑮最後の仕上げ

キッチンが組み上がったら、次に設備の取り付けだ。

 

この日は、一度に設備屋さん、電気屋さん、そしてガス屋さんまで来て、そう広くない現場は大混雑。

 

ここのキッチンでは、ガスコンロの他に、ガスオーブン、食洗機とフル装備である。

これら設備機器は、古くなると壊れて交換する必要が出てくるが、それだけ入れ替えたら良いので、この木製キッチンはずっと使い続けることが出来る。

これから使い古され、アンティーク家具のようになるのが楽しみ。

 

 

さて、他のところもほぼ全て完成。

 

これは中庭の濡れ縁。離れへの通路。

デッキ上になぜか鎮座する、ブロンズ製のステゴザウルス。
施主さんのお気に入り。

 

 

ここは床下の収納スペース。通り土間から使えるよう、古建具を入れる。

 

お風呂・洗面所も完成。

 

屋根瓦は、台風で割れたところなどを補修。
もちろん、北村瓦店のイケメン葺き師、伊織くんの仕事だ。

割れたところをピッタリと削り合わせるところなど、仕事は細かい。

 

 

 

最後に、キッチン周りのタイルを、お施主さん施工で貼る。

 

タイルを貼るのは、仕上がりを気にしなければ誰でも出来るだろうが、綺麗に仕上げるのは、かなり難しい。
ここでは、左官屋さんの監修の元、施主さんの頑張りによって素晴らしい仕上がりとなった。

工期は、約6ヶ月掛かった

 

ここまで来るのに、工期を随分とオーバー。解体から数えると、約半年。

もっと早く出来るかと思ったが、なかなか古民家は手強いことを、改めて再認識する。

お施主さんもほぼ毎日顔を出してくださり、打ち合わせ、その他色々スムーズにいき助かった。

途中、未完成なのに引越しすることになり、非常にご不便もお掛けした。

 

さあ、施主さんの素晴らしいセンスと、木神楽の職人チームのがんばりを是非とも見ていただきたいところだが、竣工写真がまだ撮れてない。

写真が用意出来たら、また詳しくお伝えしよう。

 

 

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