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タグアーカイブ 建築

古民家を購入するに当たって

今リフォームしている海の見える家は、お客様が中古住宅で購入されたものだ。

購入前には、私が天井裏と床下を確認して、雨漏りや老朽化、シロアリなどをチェックした上で、お客様にご購入いただいた。この家は、前の住まい手が手を入れてくれてあったので、痛みも少なく、水周りもしっかり直してあった。

一般に中古住宅、特に古民家は、お得に購入できることが多い。しかし下水が繋がってなかったりなど、そのまま住めないことがあり、購入金額以上に、改修費用が掛かってくるので、そこは購入前にしっかり確認しておく必要がある。

ここでは、古い家(古民家)を購入されるにあたっての注意点をまとめてみる。

 

  1. 立地条件    地盤は良さそうか、湿気る土地では無いか、崖崩れとか浸水の恐れはないか
  2. 雨漏り     屋根はしっかりしているか、雨漏りしているところはないか
  3. 床下の状況   基礎はしっかりしているか、湿気による腐食・シロアリ被害はないか
  4. 給排水の状況  下水は繋がっているか、浄化槽なら排水経路はあるか、配管は古くないか
  5. 構造について  しっかりしているか、耐震的に見てどうか

 

以上のことを、しっかりと確認してから、購入しよう。

 

その時は、信頼できる大工、工務店、もしくは建築士に頼んで、見てもらうことをお勧めする。

写真は、点検時に覗いた、海の見える家の屋根裏である。しっかりした丸太梁が何本も見える。

ラフターズカフェ制作日誌(8)IKEA探訪

1月のとある寒い日。

オーナーがお店の家具をIKEAに買いに行くというので、IKEAがどういうところか興味のあった我々は、同行することにした。

スノーボーダー坂下の軽バンを片付け、オーナー(兄)と私が乗り込み、3人で出発だ。

 

 

やって来たIKEAは、愛知県長久手市。

結構遠い。ちょっと行こうかという距離ではない。

 

我々がやって来たのは、平日・しかも雪が舞い散る寒い日だったので、お客は少なめ、らしいが、それでも多くの人が訪れている。

ここは、入り口から見やすいように順路が決められている。主に家具を中心に、生活周りのものが展示販売されていた。

 

家具は全て実際に使うシチュエーションに沿って配置されており、イメージしやすい。

 

ちょっとシックなオフィス家具コーナーで、くつろぐ二人。

木神楽の事務所もこんな感じにしてみようか?

 

私がここで見たかったものを見つける。それは水周りの部材である。

キッチンや洗面台は、それぞれ部材を選び、自分でセルフビルドで組み立てるようになっている。
そのための専用ドライバーや型板も販売してあった。

 

これらは主に洗面台の部材だが、モノは悪くなさそうなので、今後使えるのではないだろうか。

 

他にLEDの照明コーナーも充実していた。シンプルなデザインで、どれもリーズナブルな価格だ。

 

来た時はさっと見てさっと帰ろうと話していたのに、結局隅から隅まで見て、数時間を費やすことになる。

最終的に、ここでオーナー様が買ったのは、店舗の椅子であった。

格安だが、無塗装・組み立てが必要な製品だ。

そうして、IKEA長久手ツアーは終了した。さあ明日から残りの作業をラストスパートで片付けねば。

 

海が見える山の家リフォーム(2)チムニー設置完了

チムニー設置の続き

 

 

大工が作った四角いチムニーの周りに、ガルバリウム板金が貼られ、その上に煙突が取り付けられた。

 

 

 

簡単に書いているが、このチムニーと瓦の雨仕舞いは難しい。

板金を2重に入れ、万が一の雨漏りにも備えて作ってあるが、古くなって瓦がズレてきた時などは注意が必要である。

 

 

 

そしてチムニーが出来たところで、いよいよストーブの設置だ。

ストーブ設置は、近くの薪ストーブ取扱店stove & cafe OZAKI に依頼。

取り付けるストーブは、最近ここの店主O崎氏一押しのAGNI-CC。

AGNI-CC

 

これは、岐阜の鋳物メーカーで作られている高性能な国産薪ストーブである。

針葉樹燃焼を可能にしたハイブリッド構造の薪...
 
針葉樹燃焼を可能にしたハイブリッド構造の薪ストーブAGNI「アグニ」-HOME-
http://www.nbk-okamoto.co.jp/agni/home.html
針葉樹燃焼を可能にしたハイブリッド構造の薪ストーブ

 

 

このストーブは、鋳物の質の良さもさることながら、このようにバラバラに分解でき、運搬やメンテナンス性に大変優れているのだ。

 

つづく

ラフターズカフェ製作日誌(7)お正月に漆喰を塗るのだ

内壁下地が出来上がった年末、ヒゲの左官K山氏がやってきた。

皆が休んでいる年末年始、正月休みもせずに左官工事に入るのだ。

そう、彼は現場を円滑に進める為なら、正月だろうと例え夜中になろうとも、家に帰らず仕事をする。
決して威張らず欲張らず、予算が足りなければ僕の分を使ってくれと差し出し、西に困った人があれば助けに行き、東に病気の人があれば行って励ます、そんな宮沢賢治のような左官職人である。

今回は、冬休みに入っている高校生の息子も連れてきて、親子で漆喰塗りである。

なかなか手つきの良い彼は、果たして左官屋になるのだろうか。
お父さんは結構期待しているようではある。

 

さて、もちろんいつもの調子で、オーナーや我々も参加する。

 

この壁面は、プロジェクターで映像を写したいとのオーナーの希望により、なるべく平らにするべく、皆でコテで押さえる。

オーナーであるご兄弟二人も中々器用である。

 

そして、ご覧のように、綺麗な漆喰壁が出来上がった。

ちなみに、この漆喰壁は、石膏ボードに薄塗りで仕上げてあるので、工期は短く済む。
ただし、厚みが薄いので、強度はあまり無く、ボードの継ぎ目でひび割れなどが起こりやすいが、私としてはあまり細かいことにこだわらず、漆喰の質感を楽しんで欲しいと思う。なおひび割れた漆喰は補修可能だ。