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タグアーカイブ 三重県

いつも悩むこと〜塀の修繕工事その2

どうデザインするか

いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。

さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。

傷みにくい塀を作るには?〜塀の修繕工事その1

雨が切れやすく、乾きやすく作る

塀は、基本雨ざらしであるので、木で作る場合は大変傷みやすい。それをどうやって長持ちさせるか、であるが、雨に濡れても乾きやすい構造を作ることがポイントである。ここでは、塀の修繕の実例を見ながら説明していこう。

台風での強風被害

とんでもなく暑かった今年の夏、気がついたら朝晩はぐっと冷え込み、日中も過ごしやすい季節となった。

皆さんもご存知の通り、この夏は西日本豪雨に始まり、台風21号、そして北海道の地震と災害が多かった。被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。そしてここ三重県でも、7月末の台風19号、そして関西で猛威を振るった21号の強風で、様々な被害があった。ニュースでもあったが、家の屋根が丸ごとめくれて飛んでいったところもあった。

ここではそのうち、自分が調査して来たものをちょろっとご紹介する。

伊賀の石場建ての家(6)環境負荷の低い石場建ての家

 

さて、伊賀の石場建ての家は、その名の通り石場建てだ。その石をどう据えるか、柱との取り合いはどうするのか等々、Shigezo氏は何枚も図面を描き、その度ごとに我々職人と打ち合わせて、連日頭を悩ませ続け、そしてとうとう仕様が決まって、本工事に入る運びとなる。

Shigezo氏のWebサイトはこちら→シンプルな杉の家

 

現場で建築位置を確認

 

石場建てにする理由

 

さて、これは前回にも述べた通り、それこそが環境負荷の低い家づくりだからである。たくさんのコンクリートを使うのは大変なエネルギーを消費している。そして石を据えてその上に家を建てるのは、昔ながらの伝統的な家づくりだ。ハイテクではない、ローテクである。そのローテクこそが持続可能な社会での家作りとなりうる。そして耐震上も決して不利にはならない。石の上に固定せず建てることは、ローテクな免震構造となる。

 

以前建てた松阪の石場建て現場

 

もう一つ、地面をコンクリートで覆わないことにも意味がある。大地の呼吸を止めないようにすることだ。それについてはまた後日詳しく書きたい。

 

基礎石が搬入される

 

時は2017年初冬。いよいよ基礎工事がスタートした。石を据えるのは、いとか工務店の今西さん。ニックネームはユウ君だ。

 

ユウ君は木神楽で建てた松坂の石場建ての家のお客様。土木会社の凄腕オペレーターであったが、現代土木に希望を無くし、自然と向き合う脱コンクリートの土木会社を一人立ち上げる。この伊賀の現場は、彼が独立してからの初舞台でもある。

 

 

 

ユンボに乗らせたら、おそらく右にも左にも出る人はいないだろうと思われるくらい、まるで自分の手足のように使いこなす。

 

 

現場に掘られていく穴、そして搬入された焼き杭。これから何が始まるのかは次回に続く。

 

 

工房紹介 今年もリスがやって来る、の巻

 

ここは、木神楽の工房の土場。その南側の斜面には、大きな1本のクルミの木がある。

 

 

(この記事は、2017年6月2日の記事を書き直しました。)

 

毎年、秋にはたくさんの実をつけるのだが、それを狙っていつからか、リスが姿を表すようになった。

 

 

クルミを咥えて、駆けてゆくリス氏。その愛くるしい姿を何とか捉えようと、カメラを持って頑張って撮った写真だ。

 

木に実がなり始めると、どこからともなくリスが現れる。
くるみは、かじって木から外す。

 

外したくるみは、がりがりかじる。どこまでかじっているのかは分からない。表面に、皮の部分があるので、中の種が出てくるまでかじるのかもしれない。そして、それをどこかへ運び去る。昔、読んだ本には、土の中に埋めて隠し、冬に備えるのだということが書いてあった。しかし、たくさん隠しすぎて忘れるらしい。そうして埋められた実から発芽し、別の場所に新たなクルミの木が生える、ということだ。

自然は何とも上手く出来ている。

 

ちなみに、ここ何年かは、2匹のリスを確認している。彼らが来ると、沢山実っていたくるみの実はあっという間に無くなる。自分でも食べてみようと、昨年は落ちたものを拾い集めたが、中身が少なく、実を取り出すのがあまりに面倒すぎて断念。

 

 

年々大きくなるくるみの木。

今年もたくさんの実がなった。そしてすでにリスが様子を見にきている。もう食べられると思ったら、きっと一気に取って行くに違いない。

 

これから8月に掛けては、リスに出会える確率は高い。

お暇な方も忙しい人も、是非、木神楽の工房へリスを見に来て欲しい。工房は山の中なので、避暑にはもってこいだ。

 

自然観察日記 モリアオガエル(2)樹に登るのは夜

梅雨に入ったばかりの、とある日の夜。いよいよ現場脇の沼地を探索する時が来た。沼の方からは、モリアオガエル特有の鳴き声、ゲコゲコガーガーが聞こえてくる。その時現場へ泊まり込んで作業していた左官屋さん達も巻き込んで、皆んなそれぞれ手にledライトを持って沼へと向かう。そうすると、いたいた!何匹も沼の上の木の枝に登っているではないか。

 

 

この写真のカエル君達は、体長4〜5cmのちょっと小さめ。モリアオガエルの雄の方だろう。

 

 

こっちにも居た!こっちのカエルは体に模様が入り、モリアオガエルの特徴をよく出している。右に写っているカエルは、体長6〜7cmだろうか一回り大きく、モリアオガエルの雌の方だと思われる。

 

 

しかし、あなた何か無理な体勢ですな・・おそらく枝を移ろうとしているところに、我々がやって来て、固まってしまっているんだろう。この後、急な来訪に驚いたカエル君は、水の中に飛び込んで姿を消してしまった。そのあと時間が経って見に行っても、カエルを見つけることはできなかった。驚かせてごめんね。ということで、産卵姿を覗き見ることはできなかったが、木に登っているその生態を目の当たりにし、我々は満足したのだ。

 

 

ちなみにこちらは雨の日の夜、うちの工房前で見つけたモリアオガエル君。体長6cmほど。手の先の平べったい吸盤が特徴で、これによって上手に木登りをすることが出来るのだ!

 

 

そう、実は身近なところにもモリアオガエルは居たのだ。彼らを見つけるには、山の中にある池とか沼周辺を探すといいだろう。彼らの鳴き声は特徴的なので、それでいるかどうか判断できる。樹の上に泡があったら、モリアオガエルで間違いない。モリアオガエルの鳴き声は、下のリンクで聞くことができるので、興味のある方は是非聞いてみてほしい。

 

 

つゞく

 

自然観察日記 モリアオガエル(1)樹上に見つけた卵

ちょっと家作り話からは脱線。

 

うちの工房は山の中にあり、四季折々の自然が美しい。また行く先々の現場も田舎が多く、そこでも美しい自然の動植物と出会う。そんな命の不思議、奇跡とも言える姿を見るのが大変興味深く、深く感動を覚える。ここではそんな現場や工房で見た自然の姿をお伝えしたい。

 

さて、まず最初に書くのは、何と言っても今取り掛かっている新築現場での話。伊賀市のとある山間部にあるその現場は、周りを雑木林に囲まれ、敷地のそばには小川が流れるという、とっても自然豊かなところである。

 

 

この写真は、一番最初に現場下見に行った時に見つけた、野鳥の巣である。調べてみると、どうやらコチドリの卵らしい。ここは建設予定地に造成された、何もないところだ。なんでこんなところに無防備に卵があるのか!?と思ったが、コチドリさんは、このように何もない裸地に卵を産み、ヒナを孵す習性があるとのことだ。この後しばらく現場に行かなかったので、この卵が無事孵化して、雛が巣立ったのかどうかは分からない。

 

コチドリについて詳しくはこちら

 

さてさて、ここからが本題だ!この現場には池、というほどでもない沼がある。敷地のすぐ脇に山から流れ出る小川があり、そこがちょっとした堰でせき止められ、沼になっているのだ。まさしく自然に出来たビオトープである。

 

 

さあそしていよいよ新築工事が始まり、春を迎えた。暖かくなり雨が多くなると、冬眠から目覚めたカエル達の声がたくさん聞こえてくる。そして梅雨に入ったとある6月の日。

 

 

沼の上の木の枝に付いた泡のかたまり。直径10cmほどあるだろうか。これがどうやら噂に聞くモリアオガエルの卵らしい!そしてこの泡のかたまりは、日を追うごとに増えていくではないか。

 

 

あっちにもこっちにも。これらは、沼の上にせり出した枝に産み付けられている。卵は、水面すれすれのところにあったり、はたまた結構高い樹の枝にもあったり。それでも全てちゃんと水の上の枝を選んで産卵するのは大したものだ〜

モリアオガエルについてはここ

 

 

用心深いカエルたちは、昼間は決して姿を現さない。何がなんでもその産卵シーンを見たい私達は、夜を待って沼地に行ってみることにした。

つゞく

 

小さく住む家Web内覧会(4)番外編

この家はとても小さい。小さいながらも手を抜かず、普通にしっかりと断熱してあるので、冷暖房はよく効くはずだ。

何より、冬は南面の大きな開口部から日差しがバッチリ入るので、昼間は無暖房でいけるだろう。

夏は、とにかく風通し重視だ。

リビングから洗面・玄関スペースに風が抜けやすいよう、室内高所にも開閉式の通気窓を取り付けた。

照明について。

一つとして高価なものはない。うちの在庫のアンティーク器具やシンプルな照明器具を取り付けた。

全てはled電球であるが、電球色を選んである。

無垢の木の家には、温かみのある電球色がよく似合うのだ。

番外編

外構と植栽施工は、津市丸の内で花屋を営みながら外構工事も請け負う、T.spaceの尾崎さんだ。

実はここのお施主様は、尾崎さんからのご紹介であった。

人の繋がりに感謝である。

web内覧会終わり

海が見える山の家リフォーム(8)杉づくしの室内

床に張るのは、厚30mmの杉板。

天井も床も杉づくしである。

 

今、日本では杉花粉で問題となっているように、戦後に植えられた大量の杉の木が伐採時期を迎えつつある。
そのおかげで、こんな厚みのある杉板もどんどん贅沢に使えるのだ。

厚みがあるので、板自体に断熱や蓄熱性能も期待できる。

 

 

 

杉というものは、非常に柔らかく、そしてその上を裸足で歩いた時に冷たく感じにくい。

杉の繊維は、いわゆる多孔質で空気を多く含む。そのことで室内に近い表面温度になるのだ。

もちろん、調湿性能も高い。

そして、柔らかいということは、傷つきやすい。
この床の上を、何か重いものを引きずったりしたら、また椅子を何度も引きずって動かしたりしてたら、表面は凹んでデコボコし、またささくれ立ったりもしてくるであろう。

凹んだ場合は、濡れ雑巾をその上に一晩くらい載せておくと、少々の傷ならふやけて元どおりに膨らむ。

そうならない場合は、厚みが30mmもあるのだから、表面を少々削っても構わない。

しかし経年変化の証として、傷や汚れを楽しんで貰えたら、と思う。

住まうことで、アンティークな家にしていくのだ。

 

 

海が見える山の家リフォーム(7)天井仕上げ編

和室改装の続き

次は、断熱材を入れた天井に、杉の羽目板を貼っていく。

ちなみに、工事の順番としては、まずは、足場となる床下地を作るのだが、その次には床を仕上げず、天井を先に仕上げる。

その方が、床を傷つける心配がないので安心して仕事ができるのだ。

 

そして、天井面に張られた杉の羽目板。

構造材が所々に刺さるように突き出ている。

この部分を張るのは、結構大変。

 

 

 

まるで丸太の梁が、天井から生えているかのようではないか。

この辺りは、スノーボーダー坂下氏の渾身の削り合わせによるものだ。

 

さて、杉板というのは、真材の赤い部分(赤身)と、辺材の白い部分(白太)がはっきりと色が分かれていて、見た感じはまだらに感じるかもしれない。

しかし、板というのは年月を経るごとに、色が揃ってくるものだ(赤身は薄くなり、白太は色が付く)。

 

ここは、寝室の天井。

ビフォアー

アフター

 

当初の竿天井はプリント合板だし、断熱材も入っていなかった。

この竿の間に下から断熱材(押出式ポリスチレンフォーム)を入れ、杉羽目板を張る。

好みもあるが、こうすることで和室っぽさは少なくなる。

 

 

 

海が見える山の家リフォーム(6)床断熱編

続いて、床断熱について。

 

改装部分の床は、厚み30mmの杉板を張るのだが、その下地の隙間に断熱材を入れる。

 

 

床に入れるのも、天井に使ったのと同じ、押出法ポリスチレンフォーム。

下地の都合上、ここに入れたのは、厚みは25mm〜20mmだ。

 

 

 

つづく

 

 

海が見える山の家リフォーム(5)天井断熱材を入れるの巻

さて、海の見える家は、いよいよメインの改装場所、和室周りの造作に入る。

二間あった和室の部分を、構造は残しつつ、ガラッと間取りを変えてしまうのだ。

 

 

まずは、天井部分を施工する。

 

 

 

ここは、屋根の勾配を生かした吹き抜け天井になる。

屋根面に沿って天井下地を作り、そこに断熱材を入れていく。

吹き抜けになるので、とっても天井が高くなり、開放感が生まれるが、それだけ気積(部屋の床面積×高さ)も大きくなるので、断熱をしっかりしとかないと、寒い部屋となる。

 

 

 

ちなみに、この家は標高200mほどのところに建っていて、冬はそれなりに寒い。

当然ながら、断熱改修も今回の工事の重要事項でもある。

土壁は付いているが、天井や床には断熱材は入っていないのだ。

 

天井面に入れ終わった断熱材。

ここで使用したのは、高性能グラスウールと言われるものだ。

旭ファイバーグラス アクリアマット10k 100mm厚

 

 

そして、ここでは写真はないが、他の改装する部屋の天井面には、押出法ポリスチレンフォームを施工。

ダウ化工 スタイロフォーム1種 30mm厚

 

これらは、石油を利用した化学製品であるが、コストと断熱効率を考えて選択している。

劣化を遅らし、性能を発揮させ、長く持つ家にすることを念頭に置きながら、丁寧に施工することを心掛けている。

 

つづく

 

 

住んでいない古民家の維持管理について

前回からの流れで、古民家について書こう。

今住んでいない古民家を持っている人は、たくさん居ると思う。
大体がその人の実家であったりして、物置状態になっていたりする。

そんな家は、ちっとも行かずにほったらかしになっているのではないだろうか。
ここでは、そんな現在住んでいない古民家の管理の注意点を挙げてみる。

住んでいない家は傷みやすい

何故かというと、まずは住んでいないということは、当然締めっぱなしである。大体が雨戸も閉められている。
そうすると中は風が通らず、光も入らず、埃がたまり、ジメジメ、そうするとカビが生えやすい。
また、暗くしてジメジメしていているところは、シロアリも大好物だ。

定期的に、窓を開け、風を通すのがいい。特に梅雨時は要注意だ。

雨漏りが発見されにくい

これも当然だが、住んでいないのだから、雨が漏っていても気が付かない。
たまに晴れた日に行っても、よく見ないと気が付かない。
そしてある日、屋根がごっそり落ちて初めて雨漏りに気づく、となったらそれはもう補修が大変だ。

そして雨漏りしていると、木が腐るだけじゃなく、シロアリにも食われるダブルパンチだ。
雨漏りの原因となるのは、瓦屋根なら瓦の割れ、ズレ。
板金屋根なら腐食による穴か、釘が抜けてめくれてしまっているかってとこだろう。

そうなる前に、手遅れになる前に、しっかり屋根だけは点検しておこう。

屋根の状態について分からなければ、信頼できる工務店に点検してもらおう。

雨漏りを放置してしまうと、立派な家でもあっという間にダメになる。
逆に、雨漏りさえしていなければ、日本の民家は結構永持ちするのだ。

ちなみに、台風などの強い雨風の時だけ少し漏る、壁から滲む、とかならあまり気にすることはない。
古民家は屋根も壁も隙間が多いので、横からの雨風には、漏りやすい。
そういう雨漏りは、台風が過ぎ去って晴れて乾けばそれでいい。

問題なのは、普段の雨でも漏れてくるような状況だ。

そうなると、いつも湿ったままになり、木が腐るしシロアリの格好の餌場となるのだ。

土台周りが埋まっていないか

屋根の次に気をつけておきたいのが、足元だ。

古い家は、当然ながら石の上に土台や束が直接建っているのだが、それが永年の間に埋まってしまい、木部に土が接触している、もしくは埋まってしまっているところがある。

その原因は、やはり道路の高さが上がったり、周りの庭の高さが上がってきたり、落ち葉などが積もって埋まったりといろいろだが、それを放置しておくのは良くない。

そうすると、そこは常にジメジメした状態になり、腐朽菌が発生するし、シロアリさんもやってくる。

また家の周りに、薪などが積んであるのも同じことで、そこから腐食やシロアリが入りやすい。

家の周り、足元はスッキリと風が通るようにさせておくことだ。

とにかく、屋根と土台周りに気を付けよう。

木造建築が痛むのは、雨・湿気による腐食・シロアリである。

そこさえしっかり管理しておけば、日本家屋は長持ちするのだ。

古民家を購入するに当たって

今リフォームしている海の見える家は、お客様が中古住宅で購入されたものだ。

購入前には、私が天井裏と床下を確認して、雨漏りや老朽化、シロアリなどをチェックした上で、お客様にご購入いただいた。この家は、前の住まい手が手を入れてくれてあったので、痛みも少なく、水周りもしっかり直してあった。

一般に中古住宅、特に古民家は、お得に購入できることが多い。しかし下水が繋がってなかったりなど、そのまま住めないことがあり、購入金額以上に、改修費用が掛かってくるので、そこは購入前にしっかり確認しておく必要がある。

ここでは、古い家(古民家)を購入されるにあたっての注意点をまとめてみる。

 

  1. 立地条件    地盤は良さそうか、湿気る土地では無いか、崖崩れとか浸水の恐れはないか
  2. 雨漏り     屋根はしっかりしているか、雨漏りしているところはないか
  3. 床下の状況   基礎はしっかりしているか、湿気による腐食・シロアリ被害はないか
  4. 給排水の状況  下水は繋がっているか、浄化槽なら排水経路はあるか、配管は古くないか
  5. 構造について  しっかりしているか、耐震的に見てどうか

 

以上のことを、しっかりと確認してから、購入しよう。

 

その時は、信頼できる大工、工務店、もしくは建築士に頼んで、見てもらうことをお勧めする。

写真は、点検時に覗いた、海の見える家の屋根裏である。しっかりした丸太梁が何本も見える。

海が見える山の家リフォーム(4)和室を解体する

さて、ここでは昨年末から始まった『海の見える家リフォーム』の概要を説明しよう。

場所は、津市のとある山間部。
タイトルの通り、南斜面のこの集落からは、遠くに市街と海が一望できる、眺めの良いところだ。

 

この御宅は、築40年余りの、古民家と呼ぶには比較的新しい、土壁・瓦屋根の家。
以前に大規模リフォームされており、程度の良い住宅である。

 

 

それを、今回新しくご入居されるご家族に合わせて、リフォームすることとなったのだ。

 

リフォームの主な箇所は、水周りの改修、薪ストーブの設置、そして和室の改装の3点である。

水周りについては、お風呂はユニットバスであるが、キッチンと洗面台はもっかぐらオリジナルで作らせていただくことになっている。

薪ストーブは、前に書いた通り。

そして今は、最大のリフォーム箇所であり、最大の難関でもある和室の改装に取り掛かっているところである。

 

こちらは改装前。
え?リフォーム後じゃないの?って思うくらい、とっても綺麗な状態である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして解体後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井を剥ぎ、畳もめくり、小壁は抜いて、すっからかんになった部屋。

ここは、和室では無く、全く新しい部屋として作り変えるのだ。
どうなるのかは、今後のお楽しみである。

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