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日記

静岡遠征日記① 富士で見た屋根瓦

それは先週土曜のこと。
静岡で、土壁付けワークショップがあるというので、参加してきた。

主催者は、北さんこと大工の北山さん。
松阪の土壁の家で、わざわざ静岡からやってきてくれた大工さんの現場だ。→ 松阪の土壁の家⑦荒壁ワークショップの巻

わざわざなんで遠い静岡まで行くの?
それは、もちろんうちの現場に来てくれたらから、そのお返しなのだ。ここにはお金のやり取りは発生しない。手伝ってくれたら手伝って返すのである。
そして何より、生粋の伝統構法住宅を建てている彼の現場を見たかったからというのもある。

木神楽の軽バンに、おなじみヨットから古民家まで手掛ける設計士sigezo、先日独立した大工の前田の二人を乗せ、いざ出発。

現場の富士市までは、約3時間で到着。そして久し振りに見る北山さんの建築に圧倒される。

 

北さんは、基本的にでかい材料で家を作る人だ。そして余計な細かいことをしない。


本人の中では、建て前が終わった時点で、もう家の建築は9割がた終わっているらしい。それくらい構造体に力を入れている。

 

北さんお得意の越し屋根。ここは換気スペースであり、ロフトにもなる。スタイルもかっこいい。
そして何よりこの瓦。

昔ながらのだるま窯で焼いた、手作りの瓦だ。1枚1枚の色が違う。よって何というか、工業製品でない手作り感のある、つまりそれは、ゆらぎを感じられる屋根なのだ。

それは、新築なのにまるで古民家のようだ。
それはそうだろう。昔ながらの製法で作っているのだから。今ある古民家の屋根瓦と同じ製法である。

今の一般的な新築の瓦は、合理化されたシステムによって作られ、品質も安定し丈夫、みな色が揃って、と文句のつけようが無い。
ただ、昔ながらの味わいはあまりない。

さあ、瓦ばかり見てないで土壁を塗ろう。

つづく

 

 

新建新聞社来たる

木神楽に新聞社が取材に来た。その名も新建新聞。

一般の方は知らないだろうが、住宅を初め、建築のトレンドや情報を扱う、この業界では知る人ぞ知る業界専門新聞社だ。

実は5、6年前に一度取材に来られて、新建ハウジングという冊子の記事になった。その時は、まだ今の屋号に変える前の高橋建築工房で、ちょうどその頃やっていた畳de事務所 のことをお話した。

その時の掲載情報、中ほどで紹介

今回もやって来たのは、その時と同じ記者の桝田さん。いや、名刺の肩書きを見ると、編集長になっておられる。お顔は完全に忘れていたが、特徴的なボサボサ頭は覚えたし、Facebook でも繋がったので、もう忘れる事はないだろう。

 

東京から電車できて、津で前泊するというので、工房へ泊まってもらうことにした。

津駅まで迎えに行き、街まで出てきたので、前日にオープンした津の盛り場、大門のランタン通りへご案内。そこでお友達の材木屋や大工達と合流、さらにはその後、他の花見会場へも行く。

建築に関係ある人ない人たくさん居たが、色々と親交を深めてもらった。きっと有意義な情報交換が出来たに違いない。


そして翌日の取材は、現在施行中の鳥羽の土壁の家だ。ここの家は、施主さん施工の部分とうちで請け負う部分とあり、その取り組みを記事にしたいとのことである。スタンバイして待っててもらったお施主さんの作業風景を撮り、お話を聞いて、取材は終わった。また記事になったら、紹介しよう。

他に、桝田さんからちょっと面白そうな情報も得たので、そちらもやってみようか検討中。実になるようならご報告する。

 

 

 

手巻き式の掛け時計

これは、お客さんと建具を買いに行った、東京の古建具屋さんで見付けたもの。

そこは、ひでしな商店 といって、全国から古建具を集めて販売している。ネット販売でもお店に行ってもオッケーだ。

ちなみに、そこの古建具の管理がしっかりしていて、全ての在庫の写真と寸法を取り、No.を付けて、どんな在庫の建具があるか直ぐに分かるようになっている。これは是非取り入れたい。

とにかくそこで見付けて、割安で手に入れたこのアンティークな時計。

よくあるボンボン時計と比べてかなりオシャレな外観で、勿論全て無垢材で作られている。てっきり壊れていると思いきや、ネジを巻いたらちゃんと動き出した。


くすんだ外観と硝子も、磨いたらこの通り、綺麗に蘇った。事務所にお寄りの際は、是非このボンボン時計を一見されたし。

漆喰壁に落書き

久しぶりに落書き塗り絵をした。自分はきちっとした絵は描けず、いつも適当に引きたい線を引いて、その時塗りたい色を塗るだけ。ほとんど落書きに近いので、勝手に落書き塗り絵と名付けている。

キャンパスは、改修中の古民家の漆喰壁。

施主様に冗談半分で、落書きしてもいいですかと聞いたら、オッケーを頂いたので、施主様の気が変わらないうちに、さっさと描いてきた。日曜の夕方に行ったら夕ご飯まで出してくれたので、夜なべして仕上げてきた。

一応モチーフはあって、施主様が農家さんなので、野菜とか自然とか買ってる猫とかがテーマ。

施主様には、気に入らなかったらペンキで消すなりしてくれと伝えた。ご、今度行った時、本当に消えてたらそれはそれでショックかも。

漆喰壁は吸い込みが多くて、描きにくかったが、壁に描くのって何か気持ちいい。よくビルとかの外壁に落書き してあるが、あれの気持ちがよく分かる。

さて、次の落書き場所はどこにしようか。