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日記

四方転び踏み台を作れ(1)講師役を仰せつかる

先日から講師をしている。

 

何の講師かというと、四方転び踏み台製作の講習指導だ。

 

四方転び踏み台

この四方転びの踏み台、若い時に自分も何台か作ったので、その実績を買われ、今回の講師役となる。
しかし、作ったのはもう10年以上前だ。作り方とか図面の引き方などは完全に忘れている。
正直勘弁してほしかったが、他に人がいなくて断わりきれずに引き受けることとなった。

 

 

講師は、このI山氏と二人で行う。一人じゃなくて本当によかった。
講習は、週に2回のペースで1ヶ月ほど続く。始まるのは、もちろん仕事が終わってからの夜だ。

 

さて、ここは、組合内の2階会議室。

 

ここで、組合について少し説明しよう。
組合というのは、どこの業界でもあると思うが、我々が所属するのは、三重県建設労働組合中央支部 
建築職人が集まり、労災や健康保険などを取り仕切っているところである。

 

そして、今回のこの講習を受ける生徒は、この同じ組合内の工務店で働く、若い見習い大工二人だ。

この四方転び踏み台を作るには、まず図面を書く必要がある。そしてそれが出来て初めて製作に入る。

目標は、7月下旬。その頃には彼らはこの一連の作業、図面〜製作、完成を6時間で出来るようにならなければならない。

 

 

なぜ6時間なのか!?
それは、これを作る競技会に出場する為だからだ。

 

つづく

 

ピザ窯続編  移動式なのだ

注)これは2年前のお話。

 

 

そして、小山左官の手で、いちおう形になったピザ窯は、さっそく、子供会の夏休みイベントで活躍した。

 

さて、子供会イベントは、当然ながら工房でやるわけではない。作ったピザ窯を、そのイベントを開催する会場まで運ばなければならない。

土を分厚く塗って作ったピザ窯は、人力で持ち上げることなど出来っこない。

 

ピザ釜は、リフトで動かす

 

そこで、リフトの登場である。木神楽は工務店なので、材木を移動させる為のリフトがある。
ピザ窯の台にパレットを使ったのは、リフトで移動させる為だったのだ。

リフトですくい上げたピザ窯は、トラックに載せられ、会場まで運搬。
さぁ、会場についたら、その重たいピザ窯はどうやって降ろすのか?

 

答え=降ろさない。

会場は、ただの公民館である。トラックから降ろすためのリフトなどはあるはずも無いので、降ろさない、というか降ろせない。

 

トラックの荷台に載せたまま、着火だ。

 

もちろん、細心の注意を払っているが、車の荷台の上、しかもガソリン車のトラックでやる事は、もう二度と無いであろう。

 

ちなみに、台の中に空き缶を使ってあるので、そこで断熱し、下まで熱が行くことはない。
とにかく、子供達もお母さん達も楽しんでくれてよかったのだ。

 

 

ピザは、生地をたくさん用意し過ぎて作り過ぎ、とてもとても食べ切れないほどであった。
いくら美味しくても、ピザばかり、そうたくさん食べられるもんでは無い。

 

 

工房紹介④  ピザ窯を作ろう

工房紹介番外編

木神楽の工房には、ピザ窯がある。

2年ほど前に、左官屋さんに作ってもらったものだ。
では、ピザ窯の作り方をレクチャーしよう。まずは、材料の準備から。

  • 材料     赤土、空き缶、パレット、板切れ、ベニヤ、新聞紙、耐火レンガ数個

赤土は、近所の山で採ってきたものだ。パレットとは、資材を載せリフトで運ぶ台の事。
では、さっそく作ろう。

  1. 先ずは、作りたい場所に、水平になるようにパレットを設置。土の上に木のパレットを置くと腐りやすいので、要注意。
  2. パレットの上に木枠を作り、空き缶を敷き詰め、水で練っで粘土状になった赤土を敷く。
  3. その上に木とベニヤ、新聞紙などで、ピザ窯の大きさの型枠を作る。(これは、内部の大きさとなる。)
  4. 窯の入り口を、耐火レンガを使って作る。
  5. 型枠の周りに、粘土を厚く付ける。

と、まあ簡単に書いたが、あなたに出来るかどうかは分からない。

左官屋さんは、ここまで約2日。

この後、しばらく土を乾燥させる期間が必要である。

急いで乾燥させたい場合は、中で弱火を起こして、でもなるべくゆっくり乾かす。


急いで乾かすとヒビ割れの元である。何でも急激な乾燥は良くない。

この時は、急いで乾かしたかったので、火を入れて乾かした。

案の定、少しヒビ割れが入っているが、それはまた土で埋めたらいいので、それ程深刻になる必要は無い。

木の家ネットとの出会い

さて、そもそも話つづき。

そうして会社を作ったはいいが、さして仕事が増えるわけでもなく、それでも何なりと大工仕事をやっていた。

そして、ある日、いつものごとく、友人大工の建て前応援に行った先で、それは起こった。
なんだか変な大工と出会ってしまったのだ。

やたら愛想のいい大工と出会う

職人って、普通は初対面ではムスッとして、あまり愛想良くない。が、彼は違った。
やたらと人懐っこく、面白いことを言っては人を笑わせたりして、直ぐに友達の輪を作ろうとする。

案の定、自分もそれに巻き込まれて、友達となる。
それがH峯建築設計のI山大工だ。
(本人の了承を得てないので、ここでは匿名とさせてもらおう)

ご本人のイメージ図。ギターを弾く彼の影響で、自分も音楽を楽しむようになる。

 

 

そんな風に、どんどんとネットワークを広げていく彼。
そして、そんな彼に紹介されて一緒に入会したのが、「職人がつくる木の家ネット」だ。

 

全国の職人のネットワーク、木の家ネット

 

木の家ネットでは、全国にいる様々な職人、工務店の経営者、そして素晴らしい設計者と出会い、勉強させてもらうこととなる。
木の家ネットでは、顔の見える関係を大切にしている。
そして、それぞれがいい仕事、いい家作りが出来る環境を整えようとする場でもある。

 

 

まだ見たことないかたは、是非とも木の家ネットのサイトを覗いてみて欲しい。
全国には色々な職人がいて、みんな、いい家作りを行っているのだ。