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工房便り

「カホン作り」報告

先日行った、「カホンを作って東北を応援しよう」カホン作り教室の報告です。

 

急に開催することになり、関係者の方にはご迷惑をおかけしました。

今回は、準備時間が少なかったので、

自分の子供の同級生と、少しの知り合いしか声を掛けられませんでした。

 

 

当日の準備、そして、指導を手伝ってくれた大工友達、

材料のベニヤを提供してくれた友人、

また、楽器を持って賑やかしに来てくれた友人のみなさん、ありがとうございました。

 

 

カホン作り教室では、全部で15~6個ほどカホンの材料を用意、
子供達のいい夏休みの工作になったのではないでしょうか?

東北へもって行く分も5つほど作れました。

 

 

ミニライブも開催

東北へカホンを持って行ってくれる伊藤君も来てくれました。

彼は、仮設住宅などへこちらで作った、

手作りの木の表札を届ける活動などをしています。

 

 


 

次回の〝もっかぐらプログラム〟は、新築住宅の土壁塗りワークショップを予定しています。

土壁を知らない方、もちろん塗ったことのない方はたくさん見えると思います。

こんな機会に、昔ながらの家作りを学びませんか?

泥をこねて、それを壁に塗る作業は、泥まみれになりますが、けっこう楽しいものです。

 

 

 

手で作る意味

毎日、暑い日が続きます。

現在、もっかぐらの工房では、今度の新築(自分の友人宅)の刻み加工真っ最中。

ここは、標高が高く、まわりを林に囲まれているので、街中と比べると幾分涼しいかと思いますが、

それでもやはり日中は暑い!

熱中症にならぬよう、業務用扇風機を回しながらがんばっています。

木神楽では、なるべく職人の手仕事を心がけています

といっても、すべて手加工するわけではなく

加工済みの材料を仕入れたり、機械も積極的に使い、効率をはかります。

もちろん工場で加工をお願いすること(プレカット)もあります。

その家その家にあった構造の組み方、予算の取り方により、選択します。

構造材は、三重県産の杉・檜を使います。

羽目板や、他の細い材料は、他産地のものも入っていますが、基本的にすべて国産材を利用しています。

今回、外周のみ土壁を付けます。

伝統的な加工、木組みの部分もありますが、メインはボルトを使用した在来構法です。

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この新築では、檜の柱と土台はほとんどすべて、
お施主様とそのお父様が、山から切り出されて出したものです(造園業をされていて、間伐も請け負っている)。
お仕事柄ということもありますが、自分の家の木を自分で切り出したって素敵なことですね。

加工する私たちも大切に扱わなければ、と気合いが入ります。

その他の材料、梁などの構造材はすべて三重県産の杉を使います。
天然乾燥で良く乾き、目も詰んでいる良材です。

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通し柱は檜の5寸角(150mm)。

もっかぐらでは、地震時に胴差し部分で通し柱が折れるのを防ぐため、最低、この寸法以上を使っています。

耐力壁は、土壁と筋交い。

地震力に対する初期剛性は、筋交いと土壁が受け、さらに筋交いが破断するような大きな揺れには、

1寸(30mm)厚さの貫が倒壊を防ぎます。

しかし、毎日暑い中、みなさん本当にご苦労様。

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この家ではお客様の希望で、雨降りでも楽しめるようにと、玄関・リビングの掃出し前に、大きな庇を取り付けます。

よって「雨降りを楽しむ家」と呼ぶことにします。

コンセプトは、なるべく自然素材で作ること、もう一つが、ローコスト。

畳de事務所でも御馴染みのリユースを、ここでも取り入れたいと思っています。

〝リユース〟で作るスタジオ

写真師 松原豊氏の事務所を作るプロジェクト「畳de事務所」のスタジオ版、「畳deStudio」。

壁の畳の塗装も終わり、古建具も入りました。

ちなみに壁を白くするというのは、松原氏からの要望です。

撮影スタジオとして使うため、壁が白くないといけないのです。
正直、最初は白い畳なんて・・と思ったのですが、塗ってみると意外といい感じです。

ぱっと見、畳と気づかないかも。

 

真っ白な空間に古建具が映えて、ちょっとしたギャラリー風になりました。

 

 

ちなみに、空間の天井付近、東西2カ所には換気扇と取り付けてあり、熱気を排気します。

照明・収納棚等は、これから、松原氏の使い勝手に応じて取り付けます。

 

 

30畳以上あるスタジオスペース。

畳が敷き詰められていて、柔道場のようにも・・(笑)

 

古建具による開口部。

一番右側が、畳de事務所への入り口。

真ん中が階段ホールへとつながる入り口。

左側には、古雨戸で作った収納スペース。

 

階段ホール。

以前は手すりも何もなかったので、取り付け。

笠木も実は廃材利用。

奥に見えるスノコ状のものは、吹き抜け上部を施行するために取り付けた足場。

 

 

メインの材料は、捨てられる運命だった、古畳と、古建具。
畳は断熱材としては最適ですし、古建具もいい味を出してくれました。

 

 

 

 

 

 

すべてをほどほどに

毎月第一土曜は、みえ木造塾の講義日。

昨日の講義は、私も参加する木の家ネットに所属する、すまい塾古川設計室の古川保さんでした。

 

 

冒頭の言葉は、古川さんが発した、住宅作りにおいての指標。

すべてにおいて完璧を目指すのではなく、実はほどほどにやるのがいいんだ、と。

 

多くの伝統的な住宅を設計されてきた古川さんは、伝統構法の論客としても、色々な場で活躍されています。

原発の話、 太陽光発電、オール電化について、日本の山のこと、そして木のこと、

世間では常識と思われていることの裏側、本質を見抜こうとするとても面白い話でした。

 

またあらためて、古川さんのホームページを読んで勉強したいと思います。

 

 

 

 

 

写真は、数年前に、大工仲間と移築した大きな土蔵の解体時の様子。

 

 

またまた講習

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先週に引き続き、今日も一日、講習です。
今日のは建築士定期講習というもの。
最近改正された建築士法により、これから3年毎に受けなければなりません。

内容は、先週と良く似たもの。
建築士としての基礎知識です。

子供の時だけでなく、大人になっても勉強です。
世の中知らないことばかり、生涯死ぬまで勉強ですね。

これも立派な資源です

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ここは、津の畳処分工場です。ここでは、回収した古畳を粉砕機にかけ、焼却炉で燃やしています。

もっかぐらでは、この中から程度の良い畳を譲り受け、畳de事務所に使用しています。

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今日は、あと少し足らない分を仕入れに来ました。

畳の部屋も、後少しで完成です。
完成の時は、お披露目会を兼ねて、何かイベントをしたいと思います。

管理建築士講習

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耐震偽装事件があって以来、色々増えた再発防止策の一つが、この講習です。

今日は、朝9時半から、夕方5時半までびっしり勉強、最後に試験のようなものもあります。

講習を受けてみて、改めて建築士の重い責務を、ヒシヒシと感じています。

さー、昼からもうひと頑張り!

今日のもっかぐら

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今日も、畳de事務所のスタヂオでは、ペンキ塗りを行なっております。
塗っているのは、準スタッフのきっさん。
真っ白な壁、よく見ると畳が張ってあるという、不思議な空間が出来てきました。

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工房では、もっかぐらのホープ、前田君が、Y様邸新築の墨付け真っ最中。

非常に真面目で、一生懸命。
先が楽しみな好青年です。

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私は、ペンキ塗りの段取等をしつつ、お客様への提案図面を作成中。

今日のもっかぐらでした。

ヒノキの香に包まれて

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今日は一日、工房で柱削りでした。
太さ5寸大、長さ7m近い通し柱はけっこう重いです。

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セルフビルドの勧め

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もっかぐらでは、お客様になるべく家作りに参加してもらうようにしています。

その方が、家に愛着も湧くし、何より安く上がります。

今日は一日、セルフビルドの御指導、お手伝いです。

最初の写真は、畳deスタヂオで、ペンキ塗りをする、オーナーのご友人。

二枚目は、ご自宅の床にコルクタイルを張るK様。

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杉の赤身って強い!

少し前に、補修させていただいたウッドフェンス。

実はこのフェンス、7~8年前に作らせていただいたものです。
その時白く塗装。
それ以来なにもメンテナンスぜず、雨ざらしですが、
ペンキは剥がれていてきているものの、
ほとんど痛みなしで、改めて赤身の強さを実感!
(赤身とは、木の年輪に近いところの芯材のことです)

今回は、車がぶつかりこわれたのでその部分を新しく作り直しました。

このままの無垢の色も素敵ですが、これからまたペンキ屋さんに白く塗ってもらう予定です。

 


          design&planning  T-space

新築工事が始まります。

場所は、自宅のすぐ近く、歩いて1分ぐらいのところです。

お客様は、自分の中学時代の友人!

数年前から相談を受けていたのですが、このたびついに念願の家作りが始まることとなりました。

友人とそのファミリーの人生一大イベントである〝家を建てる〟ことに、

関わることが出来てとても光栄です。

 

先日の地鎮祭の様子

 

 

今回のおうちは、外周に土壁を付けます。

さっそく現場に壁土を置き、藁をたっぷり入れて寝かしています。

 

熱気を抜く

畳de事務所プロジェクトの経過報告です。

先日施工した、もっかぐらオリジナル棟換気の工夫

少し分かりづらいですが、スレート波を利用し、雨が入りにくく、

小屋裏の熱気が逃げるようになっています。

いくら屋根断熱をしても小屋裏換気が出来てないと、

熱は断熱材(この場合は古畳)を暖め、下まで伝わります。

この換気口を設けて、始めて屋根断熱の完成です。

 

一方、屋根下の室内、棟に近い上部。

電気に頼らない自然換気もいいですが、今回は換気扇を取付け。

これで、この鉄骨スレート葺きの建物も以前とは比べ物にならないほど、

快適になるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

畳de事務所 第3期工事

リユース(再利用)と、ローコスト(低価格)を追及した、〝畳de事務所〟プロジェクト。

写真師松原豊氏の事務所兼スタヂオを、施工するに当たり、
処分される古畳を再利用して、
そのまま断熱材兼、仕上げ材としてつかってしまおうというものです。

今回は、‘撮影スタヂオ’の部分を施工しています。
前回、スレートの天井面に畳をはったのですが、
撮影スタヂオとして使うという松原氏の意向を受けて、
その畳を全部白く塗りました。

できれば、自然素材である漆喰を塗って白くしたかったのですが、
工程・価格・後々のメンテ等を考え、水性の白色塗料を塗りました。

窓の部分には、お決まりの古い木製硝子戸を入れました。

壁の部分もこれから白く塗る予定です。

さらに、昨日からは、もっかぐらオリジナルの
屋根面の自然換気口を施工中。

雨が入らずに、屋根裏の熱気を逃がす工夫をしています。

大工、石を並べる

久しぶりの更新!

ここ最近の工房の様子を少しづつ書こうと思います。

今日お伝えするのは、
先日お引き渡しになったA様邸の外構工事。

奥に見えている階段は、解体してきた民家の礎石を利用。
ごろごろころがっている玉石は、この家を建てる前の畑にあったもの。おそらく昔あった石積みを崩した残りと思われます。

昨日・今日は、この玉石を利用して、庭の植栽スペースを囲うように並べました。
大小様々な形の石を揃えて並べるのは難しく・・
しかしとても面白い作業です。


また機会があれば、やりたいと思います。
今回、ここにある石をうまく使えるよう設計をしてくれた
T.spaceの尾崎さんに感謝。