• Mobile 090-3385-2706
  • wood@mokkagura.com

工房便り

ラフターズカフェ制作日誌(12)Web内覧会その3

トイレ内の手洗いに、古いミシンの脚を使用。

木のカウンターに、洗面ボウルを載せ、ミシン台を取り付ける。
足踏み式のギミックがまだ生きていて、踏むと横の輪っかが勢いよく廻り、ちょっと楽しい。

 

これは、使うことは無さそうだが、営業申請上必要な手洗い。
IKEAの木製サラダボウルに穴を開けて制作。

 

 

こちらは厨房。
換気扇は、以前のものをそのまま利用。その他の厨房機器は、オーナー様が買い揃え。

かなり汚れていたステンレスも、オーナー様渾身の磨きにより、ピッカピカになる。

 

照明について

ほとんとがダクトレールにスポットライトを取り付ける方式。
これは後から色々追加したり、向きを変えたりできるので、店舗には特にオススメ。

 

その他店内写真はこちらを

ラフターズカフェ ギャラリー

 

さて、店内の紹介はこれぐらいにしよう。

ここでは、ピザ・パスタを中心とした軽食メニューを展開。
店内にはコンセント完備のカウンターや、wifiも整備されていて、プリンターも置いてある。

深夜まで開いているので、コーヒーや軽食をお供に、ゆっくり過ごすことができる。

しかし何より、店主のご兄弟二人の、ゆるくて明るくフレンドリーな人柄が、一番の売りかも。

 

店舗情報はこちら↓

ラフターズ・カフェ

 

 

 

小さく住む家⑨ 工事は進む

建前が済んだ現場は、急ピッチで工事が進む。

ここでは、工事の工程を淡々と説明していこう。

まずは屋根の板金を張る。張るのはガルバリウムの波トタン。波トタンを使う理由は、何と言ってもコストダウン。さらに波の部分が通気層になり空気が通るので、ちょうど良い。

そして、建前時に出来なかった玄関庇を作る。
ここで使った丸太は、数年前に天川村の銘木屋さんで分けていただいたもの。

これは錆丸太といって、わざとカビさせて風情を出してあるもの。さらにこの微妙な曲がり方が何ともいい味を出しているではないか。


ちなみに、雨樋は付けない。

屋根の水は、全て敷地内の土地へ吸い込ませる予定。水ハケとか色々検討課題はあるが、雨水はなるべくその土地へ吸わせるのが良い。

そして、外部にサッシが入り、防水シートを貼る。


出来ることなら、全て木で作りたいところだが、アルミサッシは非常にコストパフォーマンス・各種性能とも優れた製品で、ここではその恩恵に預かることにする。

つづく

 

建物探訪 FROSCH編

スモールハウスの建て前を控えた、とある秋晴れの日。

 

外壁の板をどう貼ろうとかの話になり、近くで以前建てた家を見に行くことになった。

メンバーは、私とスモールハウスのお施主さん、それに、最近よく木神楽に逗留しているS設計士の3人だ。

目指す先は、白山町の家具工房FROSCH。

 

ここが建てられてから、早7年が経つ。施主は家具職人なので、当然ながら内装工事は施主施工である。

ここに7年前の写真があるが、目的はこの外壁だ。

 

ここでは、ウッドロングエコという、塗料ではないが、木材を保護するものを外壁に塗ったので、その後の経過を見るのが目的である。

 

突然の訪問にも関わらず、施主である家具職人の森下氏は、快く我々を迎えてくれた。

 

そして7年経った外壁を仰ぎ見る。

たったの7年とは思えないほど、全体的に黒くなり、すでに古民家の様である。

何とも味わい深くなっているではないか。これこそ、古くなって美しくなる家であろうと思う。

使っているのは、杉の赤身板なので、水が切れるこの状況下ではそう簡単には腐らない。

 

さて、外壁だけでは飽き足らない我々は、森下氏の許可も得て、家の中に足を踏み入れることになる。

 

そこにはまるで別世界、そう、FROSCHワンダーランドが広がっていたのだ。

 

 

続く

 

 

 

スモールな珈琲店を作れ(2)オーナーはキュートな女性

そうして始まったスモール店舗建築、というか設置。

 

 

設置する場所は、この駐車スペース。土留めのブロックを基礎代わりにしてそこに固定。

設置すると言っても、やはりそれなりの構造で、ちゃんと建て前もするのだ。

 

骨組みが出来あがったところで、施主さんを囲んで記念撮影。

クライアントの施主さんは、真ん中のキュートな女性である。
キュートだからと言ってダマされてはいけない。実は誰にも負けないくらいの頑張り屋さんなのだ。

もちろん、我々も、女性だからと言って甘やかしたりはしない。
限られた建築費の中で、少しでもより良いお店にするために、ドンドンとこき使わせていただくのだ。

 

つづく

 

 

 

速報  鳥羽の家内覧会実施中

ここは、鳥羽市幸丘。小高い丘の上にある、閑静な住宅地だ。

周りの雑木林の山々からはウグイスの鳴き声、遠くには、電車の走る音も聞こえて、とっても居心地の良い場所である。

 
さて、今日から始まった内覧会。

一年越しで完成したお客さんのお家をお借りして、今日明日と開催中だ。

別に暇なわけではない。

外は暑いが、家の中は気持ち良い風が吹き、皆んなノンビリと昼下がりの時間を楽しんでいる。

さて、昨日、プロカメラマンに撮ってもらったとっておきの写真を、少しだけ公開しよう。

 

 

 

これは、夕刻、東側から撮った様子。

施主さんが苦労して張っただけあって、シダーシェイクの外壁が素晴らしくカッコいい。

 

 

 

南面の土間を中心に外から見た写真。

何だか、ハリウッド映画に出てくる、どこか外国の別荘のようではないか。

 

 

キッチンカウンター前から、リビングを眺めた写真
どう見ても、何処かの高級ホテルのロビーと見紛うばかりである。
実物も大変素晴らしいのであるが、こうしてプロカメラマンに掛かると、全く見違えてしまう。

 

 

しかし、やはり実物の家を見て欲しい。まだ来てない方は、明日もやっているので、是非とも見に来て欲しい。
場所は、鳥羽市幸丘。詳しい場所は、木神楽 高橋 090-3385-2706 までお問い合わせを。

ピザ窯続編  移動式なのだ

注)これは2年前のお話。

 

 

そして、小山左官の手で、いちおう形になったピザ窯は、さっそく、子供会の夏休みイベントで活躍した。

 

さて、子供会イベントは、当然ながら工房でやるわけではない。作ったピザ窯を、そのイベントを開催する会場まで運ばなければならない。

土を分厚く塗って作ったピザ窯は、人力で持ち上げることなど出来っこない。

 

ピザ釜は、リフトで動かす

 

そこで、リフトの登場である。木神楽は工務店なので、材木を移動させる為のリフトがある。
ピザ窯の台にパレットを使ったのは、リフトで移動させる為だったのだ。

リフトですくい上げたピザ窯は、トラックに載せられ、会場まで運搬。
さぁ、会場についたら、その重たいピザ窯はどうやって降ろすのか?

 

答え=降ろさない。

会場は、ただの公民館である。トラックから降ろすためのリフトなどはあるはずも無いので、降ろさない、というか降ろせない。

 

トラックの荷台に載せたまま、着火だ。

 

もちろん、細心の注意を払っているが、車の荷台の上、しかもガソリン車のトラックでやる事は、もう二度と無いであろう。

 

ちなみに、台の中に空き缶を使ってあるので、そこで断熱し、下まで熱が行くことはない。
とにかく、子供達もお母さん達も楽しんでくれてよかったのだ。

 

 

ピザは、生地をたくさん用意し過ぎて作り過ぎ、とてもとても食べ切れないほどであった。
いくら美味しくても、ピザばかり、そうたくさん食べられるもんでは無い。

 

 

工房紹介④  ピザ窯を作ろう

工房紹介番外編

木神楽の工房には、ピザ窯がある。

2年ほど前に、左官屋さんに作ってもらったものだ。
では、ピザ窯の作り方をレクチャーしよう。まずは、材料の準備から。

  • 材料     赤土、空き缶、パレット、板切れ、ベニヤ、新聞紙、耐火レンガ数個

赤土は、近所の山で採ってきたものだ。パレットとは、資材を載せリフトで運ぶ台の事。
では、さっそく作ろう。

  1. 先ずは、作りたい場所に、水平になるようにパレットを設置。土の上に木のパレットを置くと腐りやすいので、要注意。
  2. パレットの上に木枠を作り、空き缶を敷き詰め、水で練っで粘土状になった赤土を敷く。
  3. その上に木とベニヤ、新聞紙などで、ピザ窯の大きさの型枠を作る。(これは、内部の大きさとなる。)
  4. 窯の入り口を、耐火レンガを使って作る。
  5. 型枠の周りに、粘土を厚く付ける。

と、まあ簡単に書いたが、あなたに出来るかどうかは分からない。

左官屋さんは、ここまで約2日。

この後、しばらく土を乾燥させる期間が必要である。

急いで乾燥させたい場合は、中で弱火を起こして、でもなるべくゆっくり乾かす。


急いで乾かすとヒビ割れの元である。何でも急激な乾燥は良くない。

この時は、急いで乾かしたかったので、火を入れて乾かした。

案の定、少しヒビ割れが入っているが、それはまた土で埋めたらいいので、それ程深刻になる必要は無い。

木の家ネットとの出会い

さて、そもそも話つづき。

そうして会社を作ったはいいが、さして仕事が増えるわけでもなく、それでも何なりと大工仕事をやっていた。

そして、ある日、いつものごとく、友人大工の建て前応援に行った先で、それは起こった。
なんだか変な大工と出会ってしまったのだ。

やたら愛想のいい大工と出会う

職人って、普通は初対面ではムスッとして、あまり愛想良くない。が、彼は違った。
やたらと人懐っこく、面白いことを言っては人を笑わせたりして、直ぐに友達の輪を作ろうとする。

案の定、自分もそれに巻き込まれて、友達となる。
それがH峯建築設計のI山大工だ。
(本人の了承を得てないので、ここでは匿名とさせてもらおう)

ご本人のイメージ図。ギターを弾く彼の影響で、自分も音楽を楽しむようになる。

 

 

そんな風に、どんどんとネットワークを広げていく彼。
そして、そんな彼に紹介されて一緒に入会したのが、「職人がつくる木の家ネット」だ。

 

全国の職人のネットワーク、木の家ネット

 

木の家ネットでは、全国にいる様々な職人、工務店の経営者、そして素晴らしい設計者と出会い、勉強させてもらうこととなる。
木の家ネットでは、顔の見える関係を大切にしている。
そして、それぞれがいい仕事、いい家作りが出来る環境を整えようとする場でもある。

 

 

まだ見たことないかたは、是非とも木の家ネットのサイトを覗いてみて欲しい。
全国には色々な職人がいて、みんな、いい家作りを行っているのだ。

 

 

なぜ大工になったのか

そもそも話。

今日は何で自分が大工になったのか、何で工務店を経営しているのかを書こう。

 

父親が大工だった

 

そう、大工になったのは、一言で言うと父親が大工だったから。
小さい時から、自分は大工になるもんだとずっと思っていたのだ。

 

だから高校へ行く時も工業高校の建築科を選ぶ。
そして、卒業と同時に、大工の見習いを始めた。

仕事を習ったのは、隣町で工務店を経営している大工さんだ。
その親方は、地元の入母屋造りの立派な家を1年間に1〜2軒建てるペースだった。
そこでは、市場で丸太を仕入れ、製材して柱にするところから始める。
ゼロからの家作りを学ぶ、良い場所であった。

そこで、約6年の修行のち、父親の大工仕事を手伝い始めることになる。
そして数年のちに代替わりして、法人にしたのだ。

 

会社をつくる

 

ちなみに、大して仕事もないのに、法人を立ち上げる必要があったのかどうかは、あまり問題ではない。
会社を作りたかったから作った、ただそれだけなのだ。
その時、お金は無く、時間はたくさんあったので、会社の作り方マニュアルみたいな本を買って、自分で登記する。
でも会社にしたからといって、仕事が増えるわけではない。
最初は、父親の代からのお客さんや、トイレリフォーム専門とか色々と経験させてもらう。

 

つづく