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住宅メンテナンス

外壁板は塗装すべきか否か

好きにすればいい

何だか答えになっていないが、塗ってもいいし、塗らなくてもいい。自然のままの風合いを楽しむなら無塗装、コストは掛かるが劣化を遅らせ、色を楽しみたいなら塗装すればよろしい。

いつも悩むこと〜塀の修繕工事その2

どうデザインするか

いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。

さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。

傷みにくい塀を作るには?〜塀の修繕工事その1

雨が切れやすく、乾きやすく作る

塀は、基本雨ざらしであるので、木で作る場合は大変傷みやすい。それをどうやって長持ちさせるか、であるが、雨に濡れても乾きやすい構造を作ることがポイントである。ここでは、塀の修繕の実例を見ながら説明していこう。

20年前に建てた高床式はどうなっているのか

20年前に建てた電柱構法

まずは写真を見ていただこう。

竣工してから約20年。山の中に建てた山小屋。大工の父親が設計し、私と当時来ていた大工職人とで建てた。

古民家の傷みやすい箇所とその対策《前編》〜雨漏り改修現場より

山間部の古民家に見られる傷みやすい箇所

まずは、この絵を見ていただこう。

山間部によく見られる立地を簡単な絵にした。いろんなパターンがあるが、おおよそ家は南向きに建てられている。

どこから雨漏りしているのか?後編〜古民家改修現場より

前回の続き編。ぱっと見た目には何ともなっていない、屋根からの雨漏りの原因は?

雨仕舞いは難しい

何だか答えになっていないが、雨仕舞いは難しい。その一言に尽きる。しかし雨水の流れる特性・性質をよく考え、見極めれば自ずと答えは出る(はず)。

どこから雨漏りしているのか?前編〜古民家改修現場より

古民家は日本の原風景を支える貴重な財産である。しかし現在空き家が増え、雨漏りにより大きく屋根が崩れてしまった古民家を良く見かける。そうなってしまうと、もう解体するしか選択はなくなるのだ。

住んでいない古民家の維持管理について

前回からの流れで、古民家について書こう。

今住んでいない古民家を持っている人は、たくさん居ると思う。
大体がその人の実家であったりして、物置状態になっていたりする。

そんな家は、ちっとも行かずにほったらかしになっているのではないだろうか。
ここでは、そんな現在住んでいない古民家の管理の注意点を挙げてみる。

住んでいない家は傷みやすい

何故かというと、まずは住んでいないということは、当然締めっぱなしである。大体が雨戸も閉められている。
そうすると中は風が通らず、光も入らず、埃がたまり、ジメジメ、そうするとカビが生えやすい。
また、暗くしてジメジメしていているところは、シロアリも大好物だ。

定期的に、窓を開け、風を通すのがいい。特に梅雨時は要注意だ。

雨漏りが発見されにくい

これも当然だが、住んでいないのだから、雨が漏っていても気が付かない。
たまに晴れた日に行っても、よく見ないと気が付かない。
そしてある日、屋根がごっそり落ちて初めて雨漏りに気づく、となったらそれはもう補修が大変だ。

そして雨漏りしていると、木が腐るだけじゃなく、シロアリにも食われるダブルパンチだ。
雨漏りの原因となるのは、瓦屋根なら瓦の割れ、ズレ。
板金屋根なら腐食による穴か、釘が抜けてめくれてしまっているかってとこだろう。

そうなる前に、手遅れになる前に、しっかり屋根だけは点検しておこう。

屋根の状態について分からなければ、信頼できる工務店に点検してもらおう。

雨漏りを放置してしまうと、立派な家でもあっという間にダメになる。
逆に、雨漏りさえしていなければ、日本の民家は結構永持ちするのだ。

ちなみに、台風などの強い雨風の時だけ少し漏る、壁から滲む、とかならあまり気にすることはない。
古民家は屋根も壁も隙間が多いので、横からの雨風には、漏りやすい。
そういう雨漏りは、台風が過ぎ去って晴れて乾けばそれでいい。

問題なのは、普段の雨でも漏れてくるような状況だ。

そうなると、いつも湿ったままになり、木が腐るしシロアリの格好の餌場となるのだ。

土台周りが埋まっていないか

屋根の次に気をつけておきたいのが、足元だ。

古い家は、当然ながら石の上に土台や束が直接建っているのだが、それが永年の間に埋まってしまい、木部に土が接触している、もしくは埋まってしまっているところがある。

その原因は、やはり道路の高さが上がったり、周りの庭の高さが上がってきたり、落ち葉などが積もって埋まったりといろいろだが、それを放置しておくのは良くない。

そうすると、そこは常にジメジメした状態になり、腐朽菌が発生するし、シロアリさんもやってくる。

また家の周りに、薪などが積んであるのも同じことで、そこから腐食やシロアリが入りやすい。

家の周り、足元はスッキリと風が通るようにさせておくことだ。

とにかく、屋根と土台周りに気を付けよう。

木造建築が痛むのは、雨・湿気による腐食・シロアリである。

そこさえしっかり管理しておけば、日本家屋は長持ちするのだ。

古民家を修理せよ 雨漏り編

とある日の昼下がり、知り合いの方からのお電話。

「うちの家の瓦が何かおかしいので、見に来てくれ」

場所は白山町。近くなので、早速クルマを走らす。
現場は山あいの集落で、建物は、築70〜80年かくらいのこの辺りではよく見掛ける古民家だ。

屋根を見ると、たしかに棟がおかしい。

上に上がってみると、大きく崩れている。

これは、雨漏りして下地が腐っている、結構ヤバい状態だ。


実は施主さんは、ここを別荘代わりにしていて、普段はお住まいでないのである。
住んでいればすぐに気づいたであろう雨漏りも、気づかず放置すれば、ここまでひどくなってしまうのだ。
雨漏りの原因は、瓦が凍てて割れて、そこから雨が侵入していることによる。
古い瓦は凍て易く、凍てるとこのようにバラバラになってしまう。


屋根裏に上がって確認してみると、幸いまだ構造までは腐ってないよう。
これは不幸中の幸いだ。


しかし、あちこちから光が漏れていて、このまま放置するのは、大変に良くない。


応急処置にブルーシートを張る。

直ぐにでも工事に掛からせて貰いたいところだが、先ずはお見積りである。

棟が絡んでいるので、これは大掛かりな補修になりそうだ。

瓦工事なので、当然、瓦屋さんの判断を仰ぐべく連絡を入れる。

が、返事は、直ぐには見に来れないというのだ。

え、何で?

次回に続く。

竈の家補修工事

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この夏施工させていただいた、四日市のまちかど博物館竈の家の倉庫。

屋根は、瓦が割れ、穴が空いている状況でした。
低予算に押さえるため、屋根はガルバリウムの波トタンに葺き替え。

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足場を掛けたついでに、外壁の錆びたトタンを、杉板に張り替えたり、ストックしてあった木建具の窓を入れたりしました。

予算なりに、古民家らしいいい雰囲気になったかな、と思います。

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