週末のオープンハウス&意見交換会、無事終わりました。
いろいろな方に来ていただきありがとうございました。
またいろいろな方に今回のイベントをサポートしていただき、何より感謝、感謝です。
当日の模様の写真等はまたのちほどUPさせていただきます。
急なおしらせですが、今週末に美里町で開く「畳de事務所」のオープンハウスと、意見交換会をお知らせします。
当日は、その事務所でのコンセプト説明のあと、カフェヒビコレに場所を移し
パネルディスカッション等を予定しています。————————————————————————-
「畳de事務所 パネルディスカッションと意見交換会」
日時 3月27日(土)夕方5時~7時半頃 その後懇親会(実費2000円程度)
(畳de事務所のオープンハウスは、27・28両日の午後1時~5時の間です)
場所 古民家カフェ ヒビコレ http://www.hibicore.com/
三重県津市美里町三郷369
地図はこちら
(畳de事務所も同じ場所です)
参加方法 懇親会の準備がありますので、参加希望者は 高橋まで連絡をお願いします。
問い合わせ先 高橋一浩 ℡ 059-252-8808
テーマ 建築におけるリユースと、セルフビルド、地産地消
パネルディスカッションの前後に、以下のお二人のお話しを伺います。
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尾崎秀行さん
「ストローベイルに魅せられて~家作りに参加して見えてきたもの~」
津市美里町で、ストローベイルハウスの自宅を建てられた尾崎さんに、
施工中・ワークショップの写真を見ながら、お話しを伺います。
尾崎さんは、10年以上も薪ストーブと付き合い、知人宅の設置も請け負うなど、
薪ストーブの達人でもあります。
寺本武司さん
「甦れ伝統構法~古民家に学ぶ~」
9年前から古い伝統木造の耐震補強に携わり、
限界耐力計算による耐震補強の設計を行っている、構造の専門家です。
現在取り組んでいる、関宿の旧落合邸の耐震補強工事の写真を見ながら、昔の家作りから感じることなどを
語っていただきます。
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お二人を交えながら、リユースについて、家作りについていろいろな話しができれば、と考えています。
ぜひとも、みなさんの参加をお待ちしています。
使用する畳がぜんぜん足らなくなったので、解体屋さんで譲ってもらいました。
倉庫内で、何千枚と積み上がる畳。
これらの廃棄物をもっと有効活用できないものでしょうか・・
有効活用しましょう!ということでもらってきたのは、その中から程度の良い
スタイロ畳80枚。
この解体屋さんからは、前に紹介させていただいた古建具もいただいてきました。
そして、畳の壁の出来上がり。
普段は床にあるものが壁にあるのは、何だか変な感じ・・
しかし、オーナーの松原氏はなかなかのお気に入りです。
ここでは、 「三重の木」利用推進協議会さん、美里雑学大学さんの後援を受けて、
3月末にオープンハウスならぬ、オープンオフィスを開くことになりました。
その場で、このプロジェクトの趣旨説明、建築・リユース・三重の木についての公開討論などを行いたいと思っています。
詳しくは、また後ほどご案内します。
現在、「畳で事務所」プロジェクトは一旦中断しています。
松原氏がこの月に開く写真展の準備をここで行っています。
写真展が終わってから、再度、残りの天井・床などの工事に入ります。
松原氏の「村の記憶」写真展は、
三重県立美術館の県民ギャラリーで、3月18日~22日の間催されます。
「村の記憶」は、松原氏が、数年を掛けて撮り続けている、ライフワークというべきものです。
他人の撮らない、普段みながあまり気に掛けない、しかし素朴、味わい深い、年月を経た重みを写真に残す作業、といったところでしょうか。
興味のある方はぜひ一度足をお運び下さい。
案内はこちら ⇒「村の記憶」
昨年、着工していた二本木の家。
⇒旧ブログより‘二本木の家’参照
実は、この家はお施主さまが、家具作家であり、
当工房で外装と床を施工した段階で、お引渡しとなっていました。
あとの内装・木建具は、お施主さまが、仕事の合間を縫って、コツコツと仕上げています。
なかなか仕事もお忙しいようで、まだ完成しておりませんが、
訳あって、もう住み始めています。
先日久しぶりに伺ってきました。
お施主さまの森下氏は、津市白山町にて、家具工房フロッシュを
主宰する家具作家さん。建築家設計の住宅のキッチン等をフラッシュ家具で造られています。
この写真は、昨年の6月のお引渡し時です。
外装は、杉の赤味板に、ウッドロングエコという、自然素材で作られた木材保護塗料を塗りました。⇒その時の様子
腐朽菌の発生を抑える効果があるとのことです。
杉の赤身に塗ると、特にこのような年月を経たような、味わい深い色に変わります。
ウッドデッキでは、ワンちゃんがお出迎え。
リビングのウッドデッキも仮設。
実際は、もっと大きなものを作る予定だそうです。
外部は、南京下見張りという、板を張り重ねていくもので、施工は時間がかかりますが、出来上がりは陰影深く、なおかつ雨仕舞いもよいです。
サッシや屋根・樋などをガルバ二ウムなどを使い、シルバーに揃えました。
内部は、杉板と、漆喰、そして森下氏の作る家具によって構成されています。
まだ未完成の部分がありますが、現在、住みながら暇を見て施工している状態です。
まだ扉などは、取り付けられていませんが、作りつけの洗面台に張ったガラスのモザイクタイル・収納付きの鏡など。
自分とは違った感性で作られており、大変興味深いです。
玄関ホールにそっと置かれたステンドグラスで造られた素敵な照明・・
なんと森下氏の奥様の手作りです。奥様はステンドグラスを制作される作家さん。
このお宅も完成の暁には、ステンドグラスの照明があちらこちらに灯されることでしょう。
まだ未完のこのお宅、今回紹介できるのはここまでですが、
完成の折には、またウェブ上内覧会をしたいと思います。
なお、今回の出会い、そして共同作業を経て、新しく森下氏とコラボレーションした家作りを提案していきたいと思います。