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職人の心得③ 弟子への提言 仕事は段取り八分

この職人の心得シリーズ、なんか偉そうに書いてるが、実は自分に言い聞かせてることでもある。
多分、今まで自分自身ちっとも出来てない。
ここへ書くことによって、これらを意識し、実行できるようにするのだ。

 

 仕事は段取り八分

 

これは、職人なら定番過ぎる言葉である。
恥ずかしいことだが、やっぱり自分自身、今までしっかりやっていたと言う自信は無い。

 

でも、この言葉通り、仕事の進み具合は、間違いなく段取りで決まる。
早め早めの段取りが、鉄則だ。

職人や弟子に、お前が言うな、と突っ込まれそうだが、これからはしっかりやる。
これからは、がんばるのだ。

 
ちなみに、段取りは主に親方の仕事である。
が、弟子のころから段取りを意識し、自分の仕事、そして現場の段取りをしっかり意識して、仕事に取り組むようにして欲しい。

 

整理整頓③ ルーティンワークを意識しろ

整理整頓は、何も工房や事務所内のことだけではない。

仕事そのもののやり方・進め方も同じことである。

今日何をすべきか、どういう風に現場を進めるか、などなど仕事全般を分かり易くし、職人スタッフ皆で共有し、効率良く進められる仕組みを作るのだ。

その仕組み作り、つまりシステム化によって、事務から現場仕事まで、自分が指示しなくても、職人スタッフそれぞれが、自分のすることを把握し、仕事が進むようになる。

これは、どうやら一般的な会社なら当たり前のことらしい、
個人商店の木神楽では、今まで意識さえしなかったことである。

 

ルーティンワークを作る

さて、そんな仕事効率化のキーポイントは、ルーティンワーク
英語でもそのまま、Routine work 。

ルーティンワークとは、決まった手順に沿って毎日、もしくは定期的に行う定常作業のことだ。
家なら、毎日決まった時間に、洗濯機回して掃除機掛けてお買い物に行って、というようなこと。
これらをするのに、毎日考えて、悩むことはないだろう。

そう、仕事の中でも毎日、もしくは定期的にしなくちゃならないことがある。
それらをはっきりと明文化し、職人スタッフみなで共有することで、仕事が円滑に進むのだ。

 

これ、自分一人の個人商店ならあまり意識しなくていいかも。
しかし木神楽は会社なのだ。
もっとも、仕事が暇になったら、自分と弟子の二人になるかもしれない。
が、あくまでも職人・スタッフがいるということを前提にして、仕組み作りを進めるのである。

 

そう、いずれ多くの家作りの依頼が来ても、
ひとつひとつクオリティの高い仕事をこなせるように、今から準備しておくのだ。

 

 

 

 

 

工房の整理整頓② 片付けると、頭の中もスッキリする

今日ももう少し、工房の事について書こう。

実は整理整頓は、子供の頃から苦手だ。でも最近になってようやく気が付いた。

片付いてないと仕事がはかどらない、そして、頭の中もスッキリしない、という事に。まるで頭の中と3次元の空間とが繋がっているかのようだ。

事務仕事でも同じことで、デスク周りが書類でグチャグチャだと、もうダメ。頭の中もグチャグチャした感じ。

デスク周りがスッキリしていると、頭の中もクリアになり、見積りも設計もはかどる。

どうして空間と頭の中が繋がっているのか。

それは、単に空間に囚われているだけなのか。

いやそうではない。

が、整理整頓され、片付くということは、今、すべき事は何か、取り組むべきことは何か、という事までハッキリとしてくる。だから余計な事を考えなくて済み、頭の中もクリアになる。

さて現状の工房の様子をもう少し。


現場が動いていると、直ぐに溜まるゴミや残材類。これは仕方ない事だが、ある程度のところで速やかに対応したい。
釘金物置場の一部。


ここも何度も整理しているが、半端に余った釘類の箱がドンドン溜まってくる。捨てるのは勿体無いが、使わずに空間を占領し続けている事が、如何に無駄か。
古建具置場


ここに収まりきらず、他の場所にも積まれている。


ここはもう何だか分からない。機械や養生類、古建具、その他不明な物がゴッチャに置かれている。
何年も置かれている使われるのかどうか分からない材料


と言っても実は時々出してはみて、ちょっと使ったりしているが、場所をすごく占領している割には、大したものは無い。

奥に見えてる黒いハコは、例のスモールハウスだ。現在は、ここで某左官屋さんの物置となっている。
つづく

工房の整理整頓

長く工務店をやっていると、現場で余った材料、残った金物類など、どんどんと在庫が溜まる。
木神楽の工房は、山の中にあり、広い敷地に、工房もとても広いのだが、やはり、材料で埋まりつつある。

また、古材や古建具もいいのがあれば貰ってくるので、それの在庫もいっぱいだ。
釘や金物、ビスなども半端に余ったものなどがどんどん溜まる。
定期的に掃除し、なるべく片付けるようにしている。
在庫があるということは、買いに行かなくても直ぐにそれを使えるので、大変仕事はし易くなる。

問題は、その在庫管理である。
どこにどの材料や、どんな釘やビスが有るのか把握していなければ使えない。
また、直ぐに出せる場所に無ければ、結局新しく買うことになり、在庫をしている意味が無い。

 

因みに、上の写真は割と片付いてる所を撮っている。

他はとても写真でお見せ出来る状態ではないと言うことを付け加えておこう。

と言うことで、工房整理整頓計画を立てることにする。

トヨタ式に言うと、カイゼンか。

取り敢えず改善点を書き出してみた。

  1. 道具、機械類の置き場所を決める。
  2. 過剰な在庫を持たない。
  3. 不要な在庫を処分する。

書き出してみるが、大したことは書いていない。

とにかく先ずは、不要なもの、使いそうに無いものはドンドン処分していこう。

いっそ在庫一掃ガレージセールでも開くだろうか。