• Mobile 090-3385-2706
  • wood@mokkagura.com

古民家を修理せよ⑤古民家は定期的に風を通そう


さて、新たに見つかった箇所も、瓦をめくり、下地からやり直しだ。

実はこれらの箇所は、下からシロアリが登ってきて蟻害も見られた。

雨漏りを放置すると、木部は腐るだけでなく、シロアリも入り易くなる。

因みに、この地域でみられるヤマトシロアリは、雨漏りを止めればこれ以上被害を広げることは無い。ただ湿気の多い足元は要注意ではある。

そうして、この面も、傷んでいる瓦は全て交換した。

これで暫くは大丈夫である。

ただ、定期的に点検は必要だ。今回のように雨漏りを放置しておくと、大掛かりな工事になってしまう。

古い家を空き家で持っている方は、沢山みえると思うが、決して放置せず、時々見に行ってほしい。

その時は、雨戸を開け、風を通すと、家の中の空気も通り、カビ予防にもなる。

ここで、屋根に登らなくても分かる雨漏りチェックの方法。

当然、水が伝ってたり、水が流れた跡があれば、それは雨漏りの可能性がある。他に、雨が漏れていると、シロアリも入り易い。特に鴨居より高い位置までシロアリが入ってる場合は、雨漏りを疑った方が良い。他に天井板に水に濡れた紋が付いているとか、土壁が崩れてきている、など、室内から分かる箇所は多いのだ。

そこで何か疑わしい箇所を発見したら、建築屋さん、若しくは瓦屋さんにチェックしてもらうのが良い。

ただし、しっかりとした技術も無くリフォームを勧める建築会社もあるので、そこのとこの見極めは必要である。

古民家を修理せよ④ 雨漏りには早めの対策を。

今日は、ずいぶん前にお伝えした、古民家屋根修理の続報だ。

 

これまでの経緯は、以下のブログを参照あれ

 

古民家を修理せよ 雨漏り編

古民家を修理せよ② スノーボーダーな瓦職人

古民家を修理せよ③ 熊本へ旅立つ瓦職人

 

ようやく熊本から帰ってきた瓦職人の伊織くんによって、屋根の修理が始まる。

ちなみに、熊本では被災した屋根の修理はほぼ終わったそうで、現在は復興住宅の新築やリフォームで大忙しであるようだ。ひとまず、お疲れ様。

 

さて、こっちの現場に移ろう。最初見に行った時は、まだ雪が残っていた時期なのに、すでに梅雨入り目前。雨が多くなる前には、何としても直さねば。

早速、解体を始める。傷んでる箇所は、棟のすぐ下なので、必然的に棟の瓦を大きく崩さなくてはならない。

瓦は、非常に長持ちする素材で、この屋根瓦もおそらく建築当初のものである。
家の仕様・状態などから、築80〜100年は経っているだろうから、その長い間、雨風をしのいできたものだと思うと大したものだ。これが、温暖な凍てにくい平野部であれば、もっと長持ちするであろう。
ただ昔の屋根は土葺きであり、古くなると、土が外れて瓦がずれてくるので、そうなると補修は中々大変である。

実はこの屋根、今回直している反対側の面だけ、葺き替えてあった。
北西に当たるそちら側は、凍てによる傷みがひどかったのだろうと思われる。

そして、新しい下地を取り付ける。

 

そして再度、棟を積み直す。
凍てて割れてる瓦、割れそうな瓦は当然ながら取り替え。

 

そうして何とか棟の修理は終了。

 

そして他にも、当初気付かなかった、修理が必要な箇所を発見。

ここは、直してる屋根面ではない、下屋根の北に面したところ。
うまく説明できないが、とにかく下からは見えない、目の届きにくいところと言っておく。

瓦が割れて、穴が空いてしまっている。
何と、このように草まで生えているではないか。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

スモールな珈琲店(8)テーマカラーはスカイブルー

注)このお店は、2015年秋に竣工済

 

ではここで、加納氏の写真により、このスモールな店舗『ON Y Va珈琲』を詳しく解説する。

 

お店は駐車場に設置

 

この工事は第一に工期が非常に短かったこと。そして、工房にある古材も含めた在庫をたくさん利用して建てられたお店である。

そしてもう一つ、塗装はすべてオーナー施工。その他にも色々頑張ってやっている箇所が多い。
おしとやかな見た目に似合わず、なかなかパワフルなオーナーである。

 

さて、お店はご覧の通り、一軒家の駐車スペース1台分を使って建っている。
この外観であるが、お店ということで、自分なりにはかなり考えたデザインだ。

 

屋根は片流れとし、西面の壁と繋っている。(これが施工の時に結構苦労することになるのだが。)

 

 

正面は、出入りに濡れないよう、軒を深く出してある。

テーマカラーはスカイブルー

ひときわ目立つ青い入り口の扉。

 

オーナーが選んだテーマカラー、スカイブルーで塗装。
移動カフェを始めた時に乗っていた、あの車の色をイメージしている。
ちなみに、取手は、オーナーが海岸で拾ってきた流木を使用。

 

階段は、照明器具と合わせて、白。素材は足場板。

 

 

東面には、大きなFIX窓。店の中がよく見えていいと思ったが、ちょっと丸見えすぎて、落ち着かないようである。

 

 

つづく

 

 

 

スモールな珈琲店を作れ(7)お店の名前はレッツゴー

注)この店舗は、2015年秋に竣工済

 

さて、加納さんの撮影写真を見る前に、この店舗の紹介をする。

 

 

このスモールな店舗は、その名をON Y Va珈琲と言う。(読み方はオニヴァ)

 

ON Y Vaの意味は、レッツゴー!

 

 

オーナーのKさん、この店舗を作る前は、移動カフェをされていた。

これがその当時使っていた車である。

オニヴァの意味は、フランス語で「さあ行こう!」という意味だ。

ちなみに、コーヒー豆は自家焙煎。最初は、見よう見まねで、豆入り器で焙煎を始めたという。

なぜ、珈琲店をするようになったのかは、お店に来店して、ご本人に直接伺ってもらいたい。

お店は、松阪市五主町の住宅地の中だ。

地図

 

ご本人による紹介VTRを発見したので公開。

 

自家焙煎珈琲豆の販売だけでなく、珈琲のDIYと称し、それぞれのオリジナルな珈琲ブレンドを作ることができるお店だ。

ON Y Va珈琲のブログ