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またまたモバイルハウスを作る、の巻

木神楽では、スモールハウスプロジェクトを進めているのだが、その中でも究極の小さい家が、モバイルハウスだ。

モバイルハウス一号
モバイルハウス二号

さて、この夏、いよいよ正規販売を目指して、3台目を作ることになった。

設計は、元から見直し、大きさ、構造を変更。

コストダウンと、丈夫さを優先した結果、今までのよりひと回り小さくして、骨組みは太く、そして尚且つパネル化することにした。


これらのパネルを、現地で組立てる方式である。

 

 

完成イメージはこちら

今までと同じ様に、屋根を開閉、扉は使いやすい様に、横開きとする。

 

とにかく実際に買ってもらって、使えるものを目指す。

さあ、早速製作にかかるのだ!

 

四日市の町家再生⑬キッチンという家具

キッチン制作はつづく。

 

制作寸法が決まれば、まずは、たくさんある在庫材の中から、家具を作り易い、いい目をした節の少ないところを選び出す。

そして、木作りをする。木作りとは、材木のカネを出して(90度を出す)真っ直ぐ四角い材料に削り出す事だ。
この作業を適当にやると、寸法が合わなかったり、付くところが付かなかったり、後々苦労することになる。

そして次には、墨付けをして加工に移る。

 

 

組み上がってきたところ。

骨組みは桧、板は杉材使用。目のいいピーラー(建具用の目の詰まった米松材)があったので、部分的にそれも使う。


これはシンク下のユニットと、足元の台輪。

 


これは吊り戸棚。お施主さんのイメージ通りに作れたであろうか。

 

現場では、取り付けだけで済むよう、工房で全部加工する。

 

ここまでさらっと書いたが、実はかなりの日数を掛けている。こういう細かいものを作るのは、たいへん手間暇が掛かる。

しかしその分、丈夫で長持ちだ。

さあ、お客さんがお待ちかねなので、早速現場へ取り付けに出発するのだ。

 

 

 

 

 

 

四日市の町家再生⑫キッチンを作る

久し振りに四日市の現場の話。

6月末になり、ようやくほとんどの工事が終えた。

あと少し残っているのは、キッチンの一部と、左官工事の一部分である。

 

オリジナルキッチンの提案

 

木神楽ではなるべくオリジナルな家造りをしたいと考え、お客さんに提案しているが、その一つが、オーダーキッチンだ。
システムキッチンは便利良く作られているが、ほとんどが新建材・樹脂・木質パネルで出来てるので、最初のうちはピカピカだが、古くなったらみすぼらしくなる。

うちで作るオーダーキッチンは、家と同じ材料の杉・檜で作っているので、正直、傷は付きやすく汚れやすい。
が、無垢で作ってるので、古くなるほどに深みが出て、いい味が出るのだ。

天板は、ステンレスの1mm板を使う。水切りなどあまり細かい細工は出来ないが、厚みがある分、存在感が出る。

システムキッチンほどの至れり尽くせりの収納は作れないが、古くなってもずっと使い続けられる古箪笥のような存在になって欲しいと考えている。

 

白山町古民家リフォームにてオーダーキッチン

 

 

さて、この現場でも、キッチンを作って欲しいという依頼があり、喜んで作らせてもらう事となった。

図面は当然のごとく、インテリアデザイナーである奥様によって、完璧に描かれている。

でも、実際作るに当たっての寸法図は、こちらで作る必要がある。
いつもは、私が細部に至るまで図面を起こすのだが、今回は、全て弟子の枡屋に任せることにした。

 

実は寸法を決めるのが難しい。ここの部材にはどれだけの太さが必要か。そしてどうやって組み上げるのか。
そこには経験と勘が必要となってくるのだ。

 

悩める枡屋。多いに悩め!

つゞく

 

 

 

 

 

 

 

子どもイスワークショップ、の巻

夏休みに入り、暑い日が続く毎日。

そんなとある日に、子供向け椅子作りワークショップをした話。

 

場所は、鈴鹿の某公民館。そこでは色々な講座を主催していて、以前にも依頼されてカホンワークショップを開催したことがある。
その時の様子はこちら→ もっかぐらFun!のblog

そして、今回再度お声が掛かったのだが、以前とは違うのをやって欲しい、夏休みだからイスとか作って欲しい、という要望に応え、椅子作りをすることになる。

 

子供椅子を作る

子供用イス。

イベントの木工ワークショップでは、定番中の定番であろう。

とりあえず、工房にある材料で仮に作ってみる。

まあ、こんなものだろう。ということで、早速制作だ。
作ると言っても、当然、全部作っちゃダメだ。当日の2時間で、子供たちが無理なく完成出来るキットを作るのだ。

 

寸法を決めたら、材料の長さを揃えて切っていく。なるべく、子供達が迷わずに組み立てられるよう、分かりやすい大きさ、長さ、寸法にすることを心掛ける。もちろん釘も打ちやすいように、下穴も開ける。

用意するのはたかだか10セットだったが、寸法などを考えながらやってるので、予想以上に手間は掛かる。

それでも何とか10台分用意し、やって来た当日。

 

森と緑の話をする

さて、椅子作りに入る前に、まずは森と緑についての話をするのだ。

何でかというと、実は、この椅子作りは、三重県のみえ森と緑の県民税、という税金から交付された事業なのである。
三重県民の皆さんはご存知であろうか、4〜5年前から一人頭一律1000円の税金が掛けられているのを。

こんな立派なパンフレットも作られている。

そのパンフレットをよく見ると、こんなゆるキャラを発見。

カモミちゃんだそうだ。おそらくこれは三重県の天然記念物カモシカをアレンジしたものであろう。
この微妙な表情でチェーンソーを持っているのが、なかなかじわじわと来る。

 

まあ、そんなことは置いといて、三重の森の話をちょろっとしたら、早速椅子作りの始まりだ。

今回は、地元の老人会の皆さんがお手伝いに来てくれたので、大助かりである。

椅子の組み立てには、2種類の釘を使う。

脚の部分は、しっかりするように、かなり長い釘を用意したので大変だっただろうが、みんな頑張って打って組み立てた。

組み上げたら、最後はサンドペーパーで擦って仕上げる。
みんな、いいのが出来て嬉しそうだ。あとはお家でニスを塗るなり、色を付けるなり好きにするであろう。