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ラフターズカフェ制作日誌(6)収納できるベンチが欲しい

 

当初から要望のあった、収納付きのベンチ。

作るのに時間も予算も掛かるので、一旦保留になるも、オーナーの最初のイメージ通り、制作することになる。

取り付けるのは、客席側の壁面。まずは背もたれにもなる腰板を張る。

そしてそこにベンチを作るのだが、問題は収納だ。

 

どう作れば使い易いか、そして何より後々の故障が起きづらいか、を考えながら、形にしていく。

 

ベンチの座面には、杉板を利用。この部分を蓋にする。

 

上手く開くようにするには、細かい調整が必要だ。

そこのところは、弟子桝屋とスノーボーダー坂下が試行錯誤しながら、形にしていく。

 

そうして、見事に出来上がった、収納付きベンチ。

端から端までたっぷり収納できる。

無垢板で制作してあるので、後々板が反らないように、表裏に塗装をするのが良い。そこはオーナーの担当だ。

 

 

オマケ写真

 

このように人もすっぽりと入れます、かくれんぼ出来ます、と体を張って見せている坂下氏。
というわけでは決して無い。

裏からビスを打つために潜り込んでいるのだが、この後、ここから脱出するのに苦労することになる。

 

続く

 

 

ラフターズカフェ制作日誌(5)店の顔を作る

着々と造作工事が進む、ラフターズカフェ。

まずは、取り壊してしまったお店の入り口を作る。

 

外観のデザインは、FIX窓一枚と、開き戸だけのシンプルなもの。
窓ガラスは、大きいので、8mm厚のガラスを入れる。

 

外壁は、ヒゲの左官ことK山氏によってモルタルが塗られる。

仕上げは、漆喰になるか、何か塗装をするのかは、この時点では未確定だ。

 

扉は、以前の入り口を再利用。

引き戸2枚を、両開きドアに変える。

このままでは使えないので、工房へ持ち帰り加工する。
2枚の大きさを揃え、高さも少し足して、板も張り替え。

 

そして引き手にサルスベリの枝を取り付け、オーナーが色を塗ると、リユースとは思えないおしゃれな扉の出来上がり。

 

小さく住む家㉑大地を壁に 実地編

美杉から現場に戻った我々は、早速壁を塗る準備に取り掛かる。

 

今回塗る壁は、こちら、スモールハウスの正面壁。
数日前に、下地モルタルを施工済みだ。

 

現場で待機していた弟子の桝屋、スノーボーダー坂下と合流し、K山左官を含めた4人で壁塗りの準備を始める。

まずは、朔で拾ってきた陶器のカケラを、ハンマーでさらに細かく砕く。

 

それらを土に混ぜ込み、一緒に壁に塗り込むことによって、面白い壁になると考えたのだ。

もちろん、美杉町の朔由来の壁だという証でもある。

 

さていよいよ壁に付ける。

 

先ずは接着の役目を果たすモルタルを塗り、その上から、美杉で採取してきた土を塗りつけていく。

 

塗り方は、手でぐちゃっと。付けた土の大部分は、パラパラと下に落ち、唯一モルタル面に接着している土だけが残る。

そんな感じでどんどんと塗り進める。

そう広くない面積なので、半日ほどで終了。

 

 

 

そうして、塗りあがった壁がこれだ。

 

 

 

 

この状態は、まだ塗りたてなので、完全な仕上がりでない。

この後、日を置いて、乾いた壁面の余分な土を擦り落とす。

さらに接着力を高めるために、樹脂ボンドを吹き付けると、ようやく大地の壁の完成である。

 

続く

 

ラフターズカフェ製作日誌(4)笑顔が集うお店に

解体が終わって、いよいよ内装工事。

ここでの大工工事は、スノーボーダー坂下と、大工5年目桝屋のコンビを中心に進める。

今回の工事では、オーナーとともに器具付けや水道工事も自分達でやってしまうことにした。

ホームセンターで材料は揃うので、それを買って取り付ける。

車で1分程度のところにコメリがあるので、なんとも便利な現場である。

 

さて、このお店の名前、ラフターズカフェについて、説明しよう。

ラフターのラフは、英語のLaugh、笑うの意味だ。

笑う者、笑顔が集う場所になるようにとのオーナーの想いが込められた、なんとも素敵な命名ではないか。

 

ちなみに、このお店で提供するのは、ピザを中心としたメニューで、夜はお酒も出すとのこと。
今から、お店のオープンが待ち遠しい。

 

続く