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いい設計をするために、どこまで施主になりきれるか

いい設計をするために、どこまで施主になりきれるか

いい家づくりをするために必要なことは、施主になりきって、その家を設計することだ。

施主様へのヒアリング

いい設計をするためには、これが一番大切なところだ。施主様との打ち合わせを何回かして、ただ要望を聞くだけでは、いい家は建たないと考えている。施主様の要望を盛り込んだだけで、本当にそれでいい家が出来るのか?!

「家は3回建てないと理想の家にならない」

家を建てるのが3回目でようやく満足いく家が出来上がる、とよく言われる。それは、実際建ててみて住んでみないと分からないことはたくさんある。しかし、うわべだけの施主様の要望を聞くだけで、我々が設計し、建てたからに他ならないのではないか。それを防ぐために、施主様もなるべく多くのことを設計者と話し、共有していただきたい。

施主様の、今回家を建てるに至った、もしくはリフォームするに至った背景は何なのか、施主様の潜在的な希望、考え、趣味嗜好、そしてその人その家族のこれまでの生き方を全て知りたい。そうして自分が施主様に成り切るくらいまでいければ、自ずとどういう家にすればいいのか見えてくるし、大胆な提案も出来るだろう。ひょっとしたら、家は建てなくてもいいという結論もあり得るかもしれない。

これは理想論で、実際はプライベートなことを根掘り葉堀り聞くのは、ちょっとためらうところである。

しかし、なるべく沢山、施主様とは、家づくりのこともそれ以外のことも話したいので、今後私が設計をするときに、色々聞いてきたり何度も打ち合わせや雑談をしてきても、嫌な顔をせず対応してもらえるとありがたい。

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木神楽 もっかぐら 高橋一浩

大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。