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とんがり屋根の葺き方〜大阪の小さな円いカフェ

とんがり屋根の葺き方〜大阪の小さな円いカフェ

円いカフェの特徴であるとんがり屋根。

何気にできてるこの屋根だが、かなり考えに考えて作ったものだ。今回はこの屋根の制作秘話をぜひ聞いてもらいたい。

オンリーワンの屋根を作りたい

実は、屋根材をどうするか決めるまで時間が掛かった。既製の材料ではいいものがないのだ。そもそも円錐の屋根に対応出来るものは限られてくる。理想は、建築家藤森照信氏の銅屋根だが、そんな高価な材料は使えない。ジュリー珈琲で葺いた檜皮葺きは、風当たりが強い場所なので断念、オニヴァ珈琲で使ったアスファルトシングル葺きとすることにした。

アスファルトシングルという屋根材

アスファルトシングルは自在に曲げることができるので、円い面に葺くことが可能だ。これがどういう材料か詳しくは↓ここに載っているので、ご参照あれ。

オリジナルな形に成形する

しかし既製品は、四角くて面白くもなんともない形をしている。四角いからそもそも円錐の屋根には合わない。そこで合う形に自分たちで加工することにした。

元の形は、幅1000mmある。
それを細かく切り、更に一枚一枚うろこ状に円くカットする。
カットされた材料。幅とか形はあえてランダムにしてある。

貼るにはセンスが必要

固定は一枚ずつ、ボンドと釘を併用して重ね貼り。雨が入らないよう考えながらの施工だ。
全部少しづつ違う形をしているので、それをバランスよく貼っていくには、センスが必要。

注意点

当然ながら、メーカー純正ではなく、こちらで独自に加工しているので、施工は完全に自己責任である。

そして完成

なんとかユニークな屋根に仕上がった。

とんがり部分もうまく納まった。ぴゅっと飛び出て何だかかわいい。

このようなオンリーワンの小屋作り、家作りをしたい方、ご相談に乗ります。

詳しくは→木神楽お問い合わせフォームまで

木神楽 もっかぐら 高橋一浩
木神楽 もっかぐら 高橋一浩

大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛けている。お役に立てることがあれば、何でもご相談ください。