小さなカフェの作り方Web内覧会〜大工のエゴ全開で作った小屋

時には作る側のエゴも必要になる

小さく円く作るカフェ

この円いカフェは、私が作りたかったからそれをお施主様に提案した。いわば私のエゴで作らせていただいたカフェである。

しかし、お施主様も、それに期待して注文してくださったのだ(と、信じている。。)作り手のこだわりにお客様が共感してくだされば、そこから家作りのストーリーは始まるのだ。

見えないところまでこだわって作るのが職人だ

誰でも見えるところは綺麗に取り繕う。見えないところにそのひとの本質が現れる。それは我々家作りをしている職人でも同じ事。仕事の裏側、隠れるところをしっかりと作ってこそ本物の職人だ。

職人のこだわり、それは他人には分からない

一つのことをひたすら追求し続ける職人のこだわりは、細部にまで及ぶ。同じ職人同士でも、作ってる本人以外は気がつかないことも多い。その小さなこだわりの積み重ねがあって初めて、全体が光り輝くのだ。

さてここからは、2019年2月に竣工したこの小さな円いカフェをご紹介していこう

非日常を意識して作る

ここはお店であるのだから、通常ではない建物作りを心掛けた。

家の庭に建った小屋。建物のプロポーションは、CADソフトを駆使して細部にまで計算して決めた寸法による。
美しい桧皮の屋根。
外壁は『砂漆喰掻き落とし仕上げ』配合を色々変えて均一でない色を出した
漆喰の表面は、まるで風化したかのような表情
丸まった入口扉と窓もポイント。扉の取っ手は流木。
この中から選んだ。海岸での流木集めは結構楽しい
丸まった窓はアルミサッシを埋め込んだ。
夜、灯りが点るとこれがまたいい感じ。
扉を開けると不思議な空間が広がる

さて次回は、内部をご紹介する。

小さく円く作るカフェ竣工写真はこちら


大工のエゴ全開で小屋を作って欲しい方募集。もちろん住宅でも大歓迎。ご相談はこちらから →お問い合わせ

 

高橋一浩
  • 高橋一浩
  • 大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。
    《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。