• Mobile 090-3385-2706
  • wood@mokkagura.com

ラフターズカフェ製作日誌(2)設計からセルフビルドについて

ラフターズカフェ製作日誌(2)設計からセルフビルドについて

 

 

そう広くはない店内だが、設計は大切だ。
入り口から客席への動線、椅子やテーブルなどの什器の配置、厨房内のレイアウトなど、考えなければならないことはたくさんある。

 

オーナーのイメージは大体決まっているので、それを元に、具体的に配置計画を作っていく。

椅子の高さから、テーブルの大きさ、人が通れる幅など、一つ一つ寸法を出し、落とし込んでいく。これらの作業は大変だが、なかなか面白い作業だ。

ちなみに、ここでの店内レイアウトの設計期間は、およそ1ヶ月。
オーナーと約1週間ごとに打ち合わせ、その場で、図面を引きながらあーでもないこーでもないと、配置や外観、カウンター仕様を詰めていく作業をしていった。

 

 

そして大体の図面が決まってきたところで見積もり。

この工事でも、オーナーのセルフビルド部分があるので、その部分は見積もりから省く。
彼らにやってもらうのは、解体からゴミの片付け、塗装は当然のこと、AV配線、器具の仕入れ、その他各業者の手配など、結構盛りだくさんだ。

 

 

ここでセルフビルドについての注意点を少し。

 

セルフビルドで行う理由は、コストダウンが第一だと思うが、その作る工程を楽しむ、という面も非常に大きい。

しかしセルフで行うということは、その工事の責任を、当然ながら自分で背負わなければならない。

さらに当然ながら、プロレベルのクオリティが出せるわけでもない。

そしてわからないことばかりだろうから、何をするにしても大変だろうし、時間も掛かる。

私たちが一から十まで教えることは出来ないし、それを最初から期待するくらいなら、セルフビルドはやめたほうがいい。

 

しかし、それでもやりたいのだというなら、喜んで我々は協力するのだ。

 

 

つづく

アバター
木神楽 もっかぐら 高橋一浩

大工歴30年、小さな工務店大工社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。