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小さく住む家⑰漆喰を塗るぞ 下塗り編

小さく住む家⑰漆喰を塗るぞ 下塗り編

外壁工事進行中の小さく住む家であるが、この日は左官屋さんを呼んで、内部の壁塗りを始める日だ。

 

 

下地は石膏ボード。漆喰塗りの行程はおおよそ2工程に分かれる。

1.下塗り  石膏プラスターという下塗り材を使用

2.上塗り  仕上げの漆喰塗り

実は漆喰は石膏ボードに直接塗ることはできない。
漆喰、つまりは石灰であるが、これは強アルカリ性なので、そのアルカリ成分によって、石膏ボードの紙が劣化してしまうのである。
そのために一度下塗り材として強さのある石膏を塗るのだ。

ちなみに、強アルカリ性の特徴として、手が荒れるので、直接手で触るのは良くない。
ただし、固まってしまえば問題ないし、その強アルカリ性のおかげで、漆喰には強い殺菌作用があるのだ。

ということで、今日のところは、下塗りである。
左官屋さんに手本を見せてもらい、皆んなで一斉に塗りだす。

 

 

そう、この日は我々大工も外壁張りを一時中断して参加、さらには左官屋さんの助っ人やら友人、そしてもちろんお施主さんも加わっての大人数での施工。
ただでさえスモールな室内で、総勢8名が所狭しと壁塗りをするのは、結構大変だ。

 

 

 

 

にこやかにコテを扱う彼女は、イタリアからの研修生である。建築士である彼女は、日本各地を渡り歩き、ジャパニーズ土壁の勉強をしているそうだ。
現在、たまたま三重の来ていて、今回の壁塗りに参加した次第だ。

 

 

 

お施主様も、初めての壁塗り。慣れないコテ使いに四苦八苦。

 

 

そんなこんなで、この日の下塗りは終了。
次の仕上げの漆喰塗りは、この下塗りが乾けば決行である。

 

 

 

木神楽 もっかぐら 高橋一浩

青山高原の麓に工房を構え、三重の木と自然素材、また伝統的な木組みによる家作りを行っています。