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古民家を修理せよ④ 雨漏りには早めの対策を。

古民家を修理せよ④ 雨漏りには早めの対策を。

今日は、ずいぶん前にお伝えした、古民家屋根修理の続報だ。

 

これまでの経緯は、以下のブログを参照あれ

 

古民家を修理せよ 雨漏り編

古民家を修理せよ② スノーボーダーな瓦職人

古民家を修理せよ③ 熊本へ旅立つ瓦職人

 

ようやく熊本から帰ってきた瓦職人の伊織くんによって、屋根の修理が始まる。

ちなみに、熊本では被災した屋根の修理はほぼ終わったそうで、現在は復興住宅の新築やリフォームで大忙しであるようだ。ひとまず、お疲れ様。

 

さて、こっちの現場に移ろう。最初見に行った時は、まだ雪が残っていた時期なのに、すでに梅雨入り目前。雨が多くなる前には、何としても直さねば。

早速、解体を始める。傷んでる箇所は、棟のすぐ下なので、必然的に棟の瓦を大きく崩さなくてはならない。

瓦は、非常に長持ちする素材で、この屋根瓦もおそらく建築当初のものである。
家の仕様・状態などから、築80〜100年は経っているだろうから、その長い間、雨風をしのいできたものだと思うと大したものだ。これが、温暖な凍てにくい平野部であれば、もっと長持ちするであろう。
ただ昔の屋根は土葺きであり、古くなると、土が外れて瓦がずれてくるので、そうなると補修は中々大変である。

実はこの屋根、今回直している反対側の面だけ、葺き替えてあった。
北西に当たるそちら側は、凍てによる傷みがひどかったのだろうと思われる。

そして、新しい下地を取り付ける。

 

そして再度、棟を積み直す。
凍てて割れてる瓦、割れそうな瓦は当然ながら取り替え。

 

そうして何とか棟の修理は終了。

 

そして他にも、当初気付かなかった、修理が必要な箇所を発見。

ここは、直してる屋根面ではない、下屋根の北に面したところ。
うまく説明できないが、とにかく下からは見えない、目の届きにくいところと言っておく。

瓦が割れて、穴が空いてしまっている。
何と、このように草まで生えているではないか。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

木神楽 もっかぐら 高橋一浩

青山高原の麓に工房を構え、三重の木と自然素材、また伝統的な木組みによる家作りを行っています。