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四日市の町家再生⑪露出な電気配線

四日市の町家再生⑪露出な電気配線

 

この現場は、戦後に建てられた家で、約築70年。

当然、電気や水道配管も70年前のものである。

 

 

それらの配線や配管は、電気を通せば通るし、水も流れるのだが、電気においては安全確認をするのが困難であるし、水道配管は、どこで漏水するか分からない。さらに古い鉄管の内部は錆だらけだ。

 

 

よって新しく引き直すことになる。

 

 

通常の建物では、配管や線が露出することはほとんどないが、リフォームの場合は、どうしても隠しきれない。
そんな時は、逆に堂々と配線や配管を通す。

 

 

 

これらは、電気配線。配線もラインを揃えて真っ直ぐ這わせば、それなりにカッコよく見えてくる。

電気配線には、露出配線を隠すためのプラスチックで出来たモールがあるのだが、そんなのを使うと安っぽく見えてしまうので、ここでは使わない。

 

 

この現場の電気の配線工事では、施主さん、特にグラフィックデザイナーである旦那さんのこだわりが、フルに発揮される。

スイッチ、そしてコンセントボックスは、旦那さん自ら探してきたものだ。

全ての部屋毎に異なる、陶器やステンレス、若しくは樹脂のスイッチ類。そして細部にいたるまでの配線経路の指示。

施主さんの指示図面を前に、頭を抱え込む電気工事の親方。

 

果たして、全てうまく指示通り取り付けることは出来るのだろうか。電気屋さんがんばれ。

 

 

 

 

 

 

木神楽 もっかぐら 高橋一浩

青山高原の麓に工房を構え、三重の木と自然素材、また伝統的な木組みによる家作りを行っています。